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幸せのコップ理論



「幸せになりたい」


誰もが望む欲求であり、人類の真理の一つではないでしょうか。


今回は、その幸せについて

幸せのコップ理論

という切り口でお伝えしていきます。


実はこの話。

コーチングのセッションの時に
クライアント(パートナー)の方によくお伝えしている話です。

ただ口頭で伝えるには数に限界があると感じていて

少しでも多くの人に届けたい



そんな想いが溢れてきました。

コンテンツとしてカタチすることで
より多くの人に届けることができる。

そのように信じて文章を書き綴っていきます。

この記事を読むことで

自分を幸せにするための一つの観点を手にして

・自分を幸せにする方法の一歩目は何か?

・本当に向き合うべきものは何か?

などの気づきを手にしてくださることを願っています。


▼そもそも幸せのコップとは?


コップの中の液体は二層あります。

上層:他者承認欲求

下層:自己承認欲求


幸せのコップを図解してみます。

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上層の他者承認欲求とは

・他人に認められたいと思う欲求
・他人を通して自分を満たしたい欲求


下層の自己承認欲求とは

・自分で自分を認めたい欲求
・自分で自分を満たしたい欲求

コップの中の液体はこの2層の欲求に分かれています。

そして
このコップの中の液体は欠乏欲求です。

欲求とは
文字通り
ほしがり求めること

その欲求の中でも
欠乏欲求
(必要なものが)欠けている。不足している。

だから常に満たそうとする性質があります。


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 - 自己承認が足りず、他者承認で満たす人の特徴


自己承認が足りず、他者承認で満たす人の特徴です。
(下段が足りないので、上段で満たそうとする)

・周りの人に認められるために頑張っている
・ブランド物を持つことですごいと思われたい
・SNSで充実感をアピールする
・いいね数を価値と思っている


自分の中での価値基準ではなく
外的基準をモノサシに自身の価値を感じる傾向があります。


 - 自己承認が溢れ、他者承認を必要としない人の特徴


自己承認が溢れ、他者承認を必要としない人の特徴です。
(下段が溢れて、上段がいらない状態)

・自分のやっていることに自分で価値を見出せている
・自分で自分の価値を決めている
・自分の内側から溢れる物をエネルギーにしている
・自分を価値ある人間だと感じている


こちらは
誰かからみた自分ではなく
内的基準をモノサシに自身の価値を感じる傾向にあります。


この二つの特徴を挙げましたが
どちらが「良い」「悪い」の話ではありません。


「生きやすいか」「生きにくいか」の話です。

「アクセル」になっているのか、「ブレーキ」になっているのか

で考えるとわかりやすいです。

▼「貢献」と「自己犠牲」の違い


「人間」とは
「人の間」と書きます。

文字通り
人間は人と人の間で生きているのです。

だからこそ
他者との関わりがあるからこそ、自分の価値を感じることができます。

その他者との関わりの中で価値を感じる方法の一つに

人の役に立つことで自分の価値を感じる

があります。


そして伝えたいことはここからです。

人の役に立つという観点で
多くの人が「貢献」「自己犠牲」を混合しています。

「なんのこっちゃ」かもしれませんが
まずは言葉を整理をしていきます。

「貢献」とは

ある物事や社会のために役立つように尽力すること


「自己犠牲」とは

自分を犠牲にして他のために尽くすこと


「貢献」も「自己犠牲」も
他者や社会のために尽くすことには違いありません。


ただこの違いを感覚的に理解していただけたらと思います。

例え話をさせていただきます。


想像してください。

ここは砂漠です。

あなたとあなたの大切な人が二人で砂漠を彷徨っています。

照りつける太陽が肌を焦がし、
喉がカピカピに乾いています。

水がある街にはいつ辿り着くかは検討もつきません。

「喉が乾いて死にそうだ・・・」

と感じていると

あなたの大切な人が、あなたに

水を差し出します。

その水の量を見てみると

コップの中の水は半分以下しか入っていません。

「私のことはいいから、ぜひともあなたに飲んで欲しい」

喉が乾いている状態は同じにも関わらず
善意と愛を込めて、水を差し出してくれました。


あなたは
この「言葉」と「水」を差し出された時に
何を感じましたか?

一度考え、感じてみてください。


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いかがでしたでしょうか?

おそらく

「有難い」という「感謝の気持ち」

それと同時に

「申し訳ない」という「罪悪感」

両方を感じたのではないでしょうか?


では・・・・・

次に下記図のような

コップから水が溢れた状態で

「溢れる!これ受け取って!飲んで!」

と水を差し出されたら、何を感じますか?


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きっと喜んで、水を受け取るのではないのでしょうか?

そして
感謝の気持ちでいっぱいになりながら
喉の渇きを潤す
のではないでしょうか?


もうご理解いただいているかもしれませんが
この二つが

「自己犠牲」と「貢献」の違いです。


「自己犠牲」と「貢献」の違いを再定義します。

自己犠牲

自分のコップが満たされていないにも関わらず
他者に水を注ぐこと

自己犠牲の水を受け取った人は
「感謝」と「罪悪感」を受け取ります。


貢献

自分のコップが満たされ溢れた
水を他者に注ぐこと

貢献の水を受け取った人は
「感謝の感情」が溢れます。


この「貢献」と「自己犠牲」の話で伝えたかったことは

自分のコップを満たしてから
溢れた分で、他者に水を注ぎましょう

ということです。


▼最後に


この話の中で究極伝えたかったことは


まずは自分のコップを満たすことです。

そのためには

・自分のコップが満たされるのか?

・自分にとっての幸せは何か?

・自分のコップを満たすために必要なことは何か?


を知っておくことが鍵になります。

仮に自分のコップの底に穴が空いていて
気づかなければ、満たされることもありません。

水を満たすことだけを考えるのではなく
自分のコップをちゃんと理解しておくことも大事なのです。


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この機会に一度考えて見てください。

・そもそも自分のコップは満たされているのか?

・自分のコップに穴は空いていないか?

・自分のコップの二層はどのような比率になっているか?

・自分のコップを満たすためには何があれば満たされるのか?

ここが自分で認知できると

自分のコップを満たし
溢れた分で、他者に水を注ぐことができる

と思っています!

少しでも、
この記事や質問が変化のきっかけになることを願っています!


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ここまでお読みいただき誠にありがとうございます!

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