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#122 東京春祭《エレクトラ》(演奏会形式)

素晴らしい!ただただ素晴らしい!

日時・会場
2024年4月18日 [木] 19:00開演
東京文化会館 大ホール

出演
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
エレクトラ(ソプラノ):エレーナ・パンクラトヴァ
クリテムネストラ(メゾ・ソプラノ):藤村実穂子
クリソテミス(ソプラノ):アリソン・オークス
エギスト(テノール):シュテファン・リューガマー
オレスト(バス):ルネ・パーペ

管弦楽:読売日本交響楽団
合唱:新国立劇場合唱団
合唱指揮:冨平恭平

曲目
R.シュトラウス:歌劇《エレクトラ》op.58(全1幕)
上演時間:約1時間45分

とてもとても素晴らしかった。
狂気的で美しい。

ヴァイグレ氏のインタビューにて、

私は《エレクトラ》を何度も振っていますが、今一番エレクトラ役にふさわしいのは今回歌っていただくエレーナ・パンクラトヴァさんだと思います。クリソテミス役のアリソン・オークスさんはオーラがあり、輝くようなソプラノです。この2人の協演は役柄的に非常に合うのではないでしょうか。

という発言があったが、このお二方が本当に素晴らしく、まさに役柄そのものであった。
エレクトラの狂気とクリソテミスの内に秘めた力強さがリアリティをもって伝わってくる。

オーケストラはときに繊細に、そして何より力強く響き、音楽と共に作品の世界へ引き摺り込まれそうである。

本当に素晴らしい夜だった。

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