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SNSの使いわけとかマジめんどくさい

*タイトルにある「SNS」はブログとかWebサイトも含んでいて、本来のSNSの意味を「かなり」拡大解釈したものである。また、LINEなどのメッセージサービスは含まない。ようはSNSという単語を釣りワードとして設定した。

3年間インターネッツから離れていた間、新しいサービスは大して出てこなかったけど(noteはずっと昔からある。その証拠に僕は6年前!にnoteを使っている)、SNSやBlogの使い方や意味合いがだいぶ「特化」してきたように思える。

極端なことを言えば、Facebookは年賀状、Twitterは大喜利という具合。

昔のインターネッツはWeb日記と掲示板(あと拡大解釈すればICQみたいなチャット)くらいでことが済んでいたのに!

とはいえ人間は色々なメディア(媒体)を使いわける。もしくはメディアにバインド(束縛)される。短冊があれば俳句を書くし、半紙があれば書を書く。インターネッツに様々媒体が登場し、それを使いわけるのは当然のことかもしれない。

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インターネッツの媒体がどのように特化したか、ざっとまとめるとこんな具合。僕が利用している主要なサービスをピックアップした。特に「テキスト」をコンテンツとみなすものだ。

* いわゆるWebサイト=> 大海原に船を出している感じ
* ブログ=> Webサイトとほぼ等価。SNS要素がないため、誰かに読まれるためにはSEO頑張らなきゃいけない。だいたいアフィエイト記事問題。はてなブックマーク怖い問題、取り上げられて炎上するリスク。具体的にはWordPressで作られたサイト。もしくはSNS要素の強いはてなブログなど。
* Twitter=> マイクロすぎるブログ。ウケを狙うためにニヒルになる。リツイートのおかげ拡散しやすい、とはいえ、ある程度の量と質のフォローワーがいないとマジつまらない。
* Facebook=> 信頼のある友達に囲まれた安全地帯。リスクが少ない。
* Medium **=> Twitterとブログの中間かつブログより。日本人のアクティブユーザーが少ない。
* **note
=> Mediumのドメスティックバージョン。ずいぶん前から存在してたけど、最近になってテコいれされた、というかプロモーション頑張ったのでSNS的要素も強くなってきた。Mediumとの差は「有料」機能。
* Qiita=> 技術記事を書く場所。Markdownで書けるし、シンタックスハイライトは綺麗だし、エンジニアウケする。ただし、最近になって記事の質にバラツキが見受けられる。事例とかは面白いが、これ見るなら公式ドキュメント読んだ方がいいわってなることもある。
* GitHub=> ここに入れるのにはふさわしくないかもだけど、一応。プログラミングコードレベルで語れるので、変なビジネスヒエラルキーがないのがいい。

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上記について、いくつか自分の「つぶやき」と共に考える。

ってか、そもそも、Mediumとかnoteって「コードを貼る」とかコンセプトで作られていない。そして結局はてなブログは使わなかったんだけど、これはまぁ、気分一新ということもあるし…

ということだ。

ブログを作るのに静的サイトジェネレーターであるHugoは良い。今、僕のブログはHugo使ってる。

これはコンテンツの「サイズ」についての考察。気軽に書けるか、重い腰を上げるのかで結構違うと思う。そして、それは媒体が定義する。

この時考えてたものと違うんだけど、Mediumとかnoteはこれに割と近い。

確かに「歳を取った」ということもあるが、それはFacebookのメディア的性質によるものが大きいとあとで気づく。

そう、これ、これ。

コンテンツを発信する際の「リスク」という切り口で考えると分かりやすい。リスクというと「炎上」という極端な現象を思い浮かべがちだが、もっと小さな意味でのリスク…というのはある。

これがブログにおける「はてぶ怖い」問題。はてぶという特定のサービスに寄らず(これじゃあはてぶを非難しているようだけど、どのWebサイトを見るべし!もしくは自分のBlog記事のリアクション尺度が分かるという意味で画期的なサービスだと思う)、Twitterでもブログ記事が取り上げられることもある。いいリアクションもあれば、都合の悪いリアクションも含まれる。

そう、昔はブログ(というか僕はHNS=Hyper Nikki Systemの時代からWeb日記を書いている!というおっさんマウンティング)で書くことでしか「俺が書いてるぜ〜」という満足感を得られなかったんだけど、サービス化してきたのと、慣れのおかげ、それにユーザーネームのシンボル化(例えば "yusukebe" といったスクリーンネーム)によって、サービス上のコンテンツを書くことも満足感を得られるようになった。というかむしろ、SNS要素が入っている分「読まれる」ので承認欲求が満たされる。ただ、サービスのコンテツはあくまでサービスがないと成り立たないので、サービスが終了したら結構意味をなさない。

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ここで強引にまとめると、

* 人間はメディアにバインドされる
* インターネッツのコンテンツも媒体によって変わってくる
* コンテンツのサイズ感やサービスのSNS度合いが肝
* 色んなサービスを使い分けるのは人間として当たり前のことかもしれない

その中でもnoteは

* Twitterでは書けないサイズ、Facebookに晒すと引かれるもの、散文的なコンテンツを書く
* SNS的要素があるので、「好き」をもらえると嬉しかったりする
* ほぼ同等の機能のMediumと比べて、ドメスティックなので都合がいい
* 個人的な意見だが、ビジネスの匂いが少しでもするといいことがないので、「有料」機能は好きではない

という性質を持つだろう。

ってなわけでnote使ってみる。

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とはいえ、SNSの使い分けはマジめんどくさいし、色々あるせいで重要なことがらに関心が集まらないこともある。今だってコードを書くつもりだったのに、noteに記事を書いている。あっれ〜〜〜。

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