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AIを用いて降圧のメリットの大きい人を直接見つけて治療した方が、高血圧の人の血圧を下げるよりも合併症を防げる可能性が明らかに
私達の研究グループからの最新の論文が公開になりました。この研究では、血圧の高い人を降圧(=血圧を下げる)する現在の医療のアプローチよりも、最新の機械学習(因果フォレスト法)を用いて降圧の推定されるメリットの大きい人を降圧するアプローチの方が、高血圧の合併症になる人を減らす効果が約5倍大きいことが明らかになりました。 AI・機械学習の時代において医療の根本的な考え方を変えるポテンシャルのある研究だと思われます。 京都大学大学の井上浩輔先生(筆頭著者)、スタンフォード大学のス