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元妻とこどもの教育について話すときの資料つくってみた

僕は色々あって離婚をしているのですが、子育てや教育に関しては協力しましょうと言う事で一致しております(ありがたい話です)
子どもたちの成長につれ、親の側も理解しておかなければいけない事もあるし一致はしなくてもそれぞれの考え方の理解は必要かなと思い話し合いをすることに…(普段からちょくちょくしてますが今回はがっつりです)
内容をまとめる為に簡単に資料にしました。
折角なので公開して誰かの参考になれば幸いです。
(3枚ありそれぞれ簡単に補足説明します)

ゴールから考える

子育てのゴールの一つが子どもが就職して社会に出る事とします。
就職するとなると『採用』されなければいけません。
その時に必要なのが『エビデンス(採用)』です。
採用担当者が採用したことで後で責められないための証拠です。
合理的であろうと直感的であろうと採用すれば一定数ハズレがあります(根本的にハズレ、職場に合わなかったという意味でハズレ)
その時に「ああ、この内容であれば採っても仕方ない」と思ってもらえるのが望ましいという訳です。
時間と体力は有限です。限りあるリソースをどこに注ぐのか。
ここは慎重になる必要があるかと思います。
かつては学歴がエビデンスとしては一番手でしたが、あと数年もしないうちに状況が変わりそうな兆しは見えていますし日本は方向性が変わるときは一気に変わります。
(コンピテンシー面接に取り組む企業が増えてます)

とはいえ学歴はわかりやすい指標ですので方向性が決まっていなければとりあえず勉学に励むのは間違いないと思います。

情報処理力と情報編集力

これに関しては教育改革実践家の藤原和博さんが提唱されていますので色々動画を見てみてください。(短いの貼り付けておきます)

これまでは情報処理力が重視されてきましたがこれからは情報編集力が大事な時代に.…すでになっています。
後述しますが情報処理力は『自分で解く』ではなく『正しい情報を正しく入力して正しい解を得る』に変わらないといけないと思います。

学校で得られるもの

中学くらいまでの内容は職業問わず社会に出るために必要な教養がかなり多いので一通り学ぶべきと思います。
高校はより高度な処理ワーク。大学は学部やゼミによりけり。

それ以外に学校だからできる経験も色々ありますね。
僕は今の時代、自習でどんどんレベルアップできる子はテストに関する授業は出ないで自習して、体育や音楽や学校行事だけみんなで参加するのでいいんじゃないかな?って思います。
これもリソースの分配ですね。

減点方式から積み上げ式へ

ここは学校教育に対することであくまで余談です。
ホントはこうならないといけないんじゃないの?というはなしです。
プラスするとフィールドワークができる学校がもっと増えると良いなと思います。
サッカー元日本代表の岡野監督の携わっている今治FC高等学校の取り組みは素敵だと思っているのでこちらの動画も良ければご覧ください。

それぞれの個性に合わせて

情報処理トレーニングに関しては書いてある通り。
いつも例に挙げる「微分積分」って手書きで計算する必要ってあるの?って思いますね。
『PCで処理できるものはPCで出来るようにする』
それが社会に出るときに必要なことなのではないでしょうか?
(ここは専門家ではないので違ったらすいません)
高校生であれば十分可能だと思います。

あとできればリアルなものとつなげられると良いですね。
スペースシャトルの軌道計算をしてみるとか…チームで取り組んでシミュレーションして失敗したらシャトル燃え尽きるとかw
ここも余談です。

一番大事なこと

なにより大事なのがそれぞれの子どもによって特性が違うと言う事をしっかり意識しないといけない事。
「わかってるわ!」と言われるかも知れませんが、僕も親なので分かりますが思ったよりも自分のバイアスをかけて見ようとしてしまっていることがあります。かけないように意識しててもです。

単純にその子がどんなことが好きなのか。
何かに取り組むときに心地いい人数は多いのか少ないのか。
許容範囲は広いのか狭いのか。
コミュニケーション能力や手先の器用さ。

これらはいろんなチャレンジで分かるようになるのでその場を作ってあげるのも大事だし、うちももう少しやっていかないといけないなと思っています。

不謹慎かも知れませんが子育ては壮大な実験です。
親もしっかり学ばないと時代に取り残されるかも知れません。
これからも情報収集したら発信していきたいと思いますのでまた良ければお付き合いください。

それではまた。

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