【参加報告】HOSEIミュージアム開設記念特別展示併催シンポジウム「都市と大学--三大学の源流」

昨日、14時から16時10分までオンライン形式により、法政大学によるHOSEIミュージアム開設記念特別展示併催シンポジウム「都市と大学--三大学の源流」が開催されました。

本シンポジウムは、法政大学が前身である東京法学社の創設(1880年)から140年、大学への昇格(1920)から100年を経たことを記念して設置したHOSEIミュージアムの開設記念として行われたものです。

エミール・ボアソナード・ドュ・フォンタラビーを学祖とする法政大学、関西大学、明治大学は2017年に連携協力協定を締結しており、今回はそれぞれ法律学校として発足した三大学の創成期から総合大学への転換期に焦点を当て、江戸から東京への変化の影響を受けて大学としての性格を整えた法政大学と、なにわから大阪への発展とともに過去の歴史を新しい時代に蘇らせた関西大学に焦点を当て、都市のあり方と大学の特長とが報告と座談により検討されました。

なお、当日の概要は以下の通りでした。

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HOSEIミュージアム開設記念特別展示併催シンポジウム「都市と大学--三大学の源流」

(1)開催挨拶
法政大学総長(田中優子)
関西大学学長(前田裕)
明治大学学長(大六野耕作)

(2)報告
報告1

田中優子(法政大学総長・HOSEIミュージアム館長)/3人の若者東京に法律学校をつくる

報告2
薮田貫(関西大学名誉教授)/大阪に文科大学を--関西大学・なにわ大阪・千里山

(3)ブレイク
HOSEIミュージアム開設記念特別展示の紹介

(4)ディスカッション「"江戸となにわ"から"東京と大阪"へ」
パネリスト:田中優子、薮田貫、古俣達郎(法政大学HOSEIミュージアム専任所員)
コーディネーター:鈴木智道(法政大学社会学部准教授・大学史委員会)

(5)閉会挨拶
関西大学理事長(芝井敬司)・法政大学次期総長(廣瀬克哉)
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<Executive Summary>
Symposium "A City and a University--Origins of Three Universities" (Yusuke Suzumura)

Hosei University held the symposium entitled with "A City and a University--Origins of Three Universities" under a collaboration of Kansai University and Meiji University via Zoom on 20th March 2021.

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