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子どもへの声かけ 「褒める」と「具体的に」

こんにちは
今回は子どもへの声かけというテーマで記事を書いてみたいと思います。

僕自身リハビリの際や自分の子と関わる中で
子どもへの伝え方ってすごく難しいなという壁にあたったことがあります。
(今も毎日ぶつかっています)
大人は当たり前に話す言葉でも
子どもは全然意味をわかってもらえていなかったり
解釈を間違えられてしまったりします。

そもそも言語聴覚士とうリハビリの職業の方が
専門にはなるのですが
僕の場合、そもそも子どものリハビリをするのに
子どもとコミュニケーションが取れないと始まらないという思いから
声かけや子供の言語機能について勉強してきました。

リハビリの介入では発達障害児へ関わる機会が多いのですが
その伝え方はどんな子どもにとってもわかりやすい内容になります。
子どもへの伝え方が上手になると
お父さんお母さんのイライラの解消や親子の関係がうまくいきやすいので
とてもおすすめです。

今回書く内容でお父さんお母さんたちが
僕は私は全然できていないと落ち込む必要は全くなく
むしろそういう方法があるんだなと気づいてもらって
1日1回でも試そうとしてもらえたら僕は嬉しく思います!

実際僕自身も教科書通りに毎回できないことももちろんありますし
もっとこうやって言ってあげたらよかったかもと反省することはあります。
ただ言葉選びというのは一朝一夕で身に付くものではないので
是非楽な気持ちで読んだあとから実践してもらえたら幸いです。

子どもへの声かけのポイントとして今回は
2つのことを紹介したいと思います。

1つ目は「褒める」
2つ目は「具体的に」

です。他にもいろいろな工夫があるのですが
まずはこの要点を僕自身大事だと思っているので伝えさせてください。

1つ目の「褒める」ですが
みなさん自分の子どもに1日どのくらい褒めているでしょうか?
子どもだけではなく仕事仲間やママ友、夫婦間で褒める機会ってありますか?

以外と褒めるというのは実はできていないという方が多いかもしれないです。
僕自身もそうでした。

わかっていても褒められないし照れくさいし
言わなくても察してよと思いますよね。
ただ少し自分自身のことを振り返ってほしいのですが
もっと褒められたいと思っている人がほとんどではないでしょうか。

「早起きして洗濯してくれてありがとう」
「ごはんつくってくれてありがとう」
「保育園迎えにいってくれてありがとう」
「遅くまで仕事がんばってきてくれてありがとう」

お子さんだけではなく実はお父さんお母さんも褒められたいはずです。

みんなそうなのですが褒められたいけど
人のことは褒めにくいという人の性質があります。

これはお子さんと関わるうえでも同じだと思います。

朝の時間であれば
「いつまで食べてるの、はやくしなさい!」
「道路の真ん中歩かないで!あぶない!」などなど
これ以外にも色んなことに対して注意はしやすいと思います。

この例の場合
子ども自身はなんで怒られているのかよくわかっていなかったり
怒られたことで反発したりします。
ここでお父さんお母さんに「褒める」技として
出来ないことを注意するのではなく
できたことに目を向けて褒めていくとうことを実際に試して頂きたいと思います。

「いつまで食べてるの、はやくしなさい!」
→「座って食べていて偉いね!あと少し頑張れ」
頑張って食べてるね! 昨日よりいいペースだね!などなど
視点を変えて褒めれそうなところを探してみると以外とあります。
最初のうちはお父さんお母さんたちの脳の切り替え(褒めモード)が
必要なので1つでもほめ方がでてきたら僕はすごいと思います!

例えば注意してごはんを食べ終わったり道の真ん中を歩かなくなった時も
褒めるポイントがあります。
ちゃんと食べれて偉かったね!道路の端を歩けていてお兄さんだね!などなど
出来ていないときは注意するけど
出来たときに褒めるというのことが以外と抜けてしまいます。
ただできたときにすぐ褒めるというのは即効性があり
実はすごく効果があります。

後で褒められてもなんのことか分からなかったりするので
できたらすぐ褒めましょう!
ここまで読み続けているお父さんお母さん本当に子どもさんために
勉強熱心で素敵です!

ちなみによく褒めたら調子乗るから褒めないとお話を聞く機会がありますが
できていないことを注意されるより少しでもできたことをほめられて調子に乗った方がいいと思います。
褒められたら次はもっと頑張ろうと思うので
是非どんどん調子乗らせてあげてほしいと思います!

そして褒められるということは自己肯定感も高まるので
お子様はどんどん自分に自信がつきたくましく成長していってくれることでしょう!


次に「具体的に」伝える声掛けです。
先程の例で伝えるとそもそも大人からの言葉ですごく解釈が子どもにとっては難しいことが多いです。
というのも
「いつまで食べてるの、はやくしなさい」というのは
見通しが立ちにくい子どもにっとては理解できないのです。
この場合ですと時計の針がどこまでになったら
おかあさんといっしょの番組の最後の歌までには食べ終わろうなど
具体的な指示がわかりやすいです。

以前別の記事で書いたのですが
ちゃんとしなさい、ちゃんと座りなさいなども
ちゃんとって何?というのが子どもの気持ちなので
背筋ピーンとしようねと言いながら大人が見本を見せてあげたりすると
より分かりやすく
伝わる声かけになると思います。
「道路の真ん中歩かないで!あぶない!」という言葉も
「パパのお隣を歩いてごらん」、「線の内側を歩いてごらん」など
具体的に伝えてあげるとわかりやすくて伝わります。

基本的には出来ていないことを伝えるのではなく
してほしい方法を伝えると
子どもは「こうすればいいのか」と分かるので
お父さんお母さんの言った通りに動いてくれやすくなります。

さらに具体的に伝えて行動をしたあとにすることは
褒めることです!
褒めことばがもらえると効果は倍増です!
是非トライしてみてください!!

今回は「褒める」「具体的に」というテーマで書いてみました。
実際に自分自身がとっさに言った言葉をどういったらよかったかなという風に試行錯誤して日々自分自身の成長もお子様の成長も感じて頂けたら嬉しいです!

またこの場合いいほめ方や具体的な言い方あるか難しいという方は是非ツイッターのコメントなどで僕に質問してください。
僕も考えてみたいと思うので一緒に悩みましょう!

少しでも皆様にとって子育てが楽しみながら自分自身の成長に繋がてもらえたら嬉しく思います。

是非今後とも応援よろしくお願いいたします。

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