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神様

久々に大学の友人と会った。

大学を卒業して、何年に一回程度ではあるけど、誰かが広島に来る機会があれば何人かで集まって昔のように悪ふざけして飲む。

今回も、そんな感じで、
久々に顔を合わせるとくだらない冗談や変なノリで、会話している内容が意味不明でも楽しい。

頭の回転もそこそこ早い方で、話のテンポが早く、途中で何の話してるのかわからんくなるけど、結局ケラケラ大笑いで、いい意味で馬鹿なのが凄く好きだ。

ありがたい事に、僕自身が、
そんな楽しく振る舞えるタイプでは無いので、
そんなテンポよく話が進むと
凄く羨ましく感じる。
話すのが上手だなぁ…とか。
あいつが話すとみんなゲラゲラ笑うなぁとか…。

無いものねだりとは、よく言ったもんだ。

あぁいう人になりたい。
カッコいい人に。可愛い人になりたい。

みんなそれぞれ他人に対して
そんな風に思う事がたくさんあるだろう。

自分自身もそう思うし、
そうなりたいと思って努力したりする。

無いものねだりをすることで、
自己成長するんだろうし、自分を見失うこともあるだろうなと思った。

でも、まずは
無いものねだりをする前に、
自分自身を見直す事。

鏡をみて自分を正す。
鏡は神我見。

自分自身を俯瞰的に捉えて
見つめ直す。
自分にできる事をしっかりとやる。

無いものねだりをせず、
一つ一つ出来ることを増やしていく。

これが僕だし、
みんなと楽しく過ごせるように
自分を磨いていく。

僕の神様は、
僕を俯瞰してみる自分自身のことだと、
改めて思った。

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