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書評ブログを運用する7つのメリット

今回は、一人でも多くの方に「書評ブログを運用することの魅力」を伝えたいと思い、この記事を書いております。
というのも、私自身、書評ブログを書いたことで、人生がガラリと変わったんですよね(大げさではなく、本当に)。
別に「書評」にこだわる必要はないのですが、ブログを書くのが数多くのメリットがあるので、この機に余さずお伝えできればと。

その前に、「あなた誰?」状態だと思うので、簡単に、書評ブログに関するプロフィールを紹介させてください。

  • 2019年1月に書評ブログ「ビズペラ」をスタート

  • 運用して1年で月8万アクセスを達成

  • 2023年には、ブログをきっかけに書籍『投資としての読書』を出版

  • ブログのコンテンツを使ってTwitter発信も本格化。半年でフォロワー6000人増・月収益10万以上を達成

仕事終わりの30分、休日の1時間を使って、アウトプットがてらブログをやってみる。こんな軽い運用で、思った以上にたくさんのメリットを享受できたので、「ブログを続けると、どんな良いことがありそうか」をなるべく多くの方々にお伝えしたいなと。

大きく、7つの良いことがあります。

①呼吸をするようにアウトプットするようになり、「インプット→アウトプットの効率」が爆上がりする

個人的に一番大事だと思っているメリットはこれです。
アウトプットが習慣化し、「インプット→アウトプットの効率」もかなりのレベルアップを見込めます。

ただ、このメリットを享受するのは結構大変でして…
というのも、ブログの書き始めは、アクセスが伸びにくく、モチベーションを維持するのがしんどいんですね。周囲でブログを始めた人を見てみても、1ヵ月続けばいいほうです。最初の3ヶ月の壁を突破できるかどうかが鍵です。

ここを我慢して3ヶ月も続けていると、安定的に1日200アクセスが発生するようになったりと、何かしらの手ごたえが感じられるはずです。
この「手ごたえ=ブログがちょっとずつ成長している感覚」が強くなってくると、「次の記事は何を書こうか?脳汁」で頭がいっぱいになります。
この状態になると「本を読む→書評を書く」のサイクルが完全に習慣化する、というか、書評を書いていないと気持ち悪さすら感じる。こんな感じで、息を吸うように本を読み、息を吐くようにアウトプットするようになります。

こうなればしめたものです。「学ぶ→アウトプットする」という好循環がインストールされると、仕事に必要なスキルを学んで実践するのにも抵抗がなくなるので、仕事のパフォーマンスも上がります。私も書評ブログを書くようになってから、「インプット→アウトプットの効率」がビックリするくらい上がりました。MBAでもオールA取れたし、初めて挑戦するUI/UXデザインでも副業が成立。これ、ブログを書き続けて、アウトプットを習慣化してなかったら、絶対実現できてなかったはずです。

ブログを継続できる人はかなり少ない。だからこそ、継続できた人だけがもらえるご褒美がある。それが、「インプット→アウトプット効率」であり「アウトプットの習慣」です。

②ビジネス書の学びを資産化できる

ビジネス書の学びを書評にどんどん貯めていくと、仕事で必要なタイミングで必要な情報を取り出しやすくなります。
例えば、システム開発の提案依頼書を書く場面があったんですが、「あ、そういえば、『システムを作らせる技術』って本があったな。あの本に、提案依頼書の書き方が乗っていて、そのメモがあったはず」と思い出して、本の学びをそのまま使うことができました。

ちなみに、自分専用のnotionとかEvernoteにメモを書く、というやり方もあります。それはそれで役に立つのですが、あえてブログにメモを公開することで、「他人が読んでもわかる文章で書こう」とする強制力が働きます。そうすると、適切な表現で背景も補足しながらメモを書くので、あとで見返しても理解しやすい文章に仕上がります。

③名刺代わりになる

これは、ブログを書いて1年ほど経過したときに実感したメリットです。
ブログを継続して書いている人って、結構めずらしいんですよね。だから自己紹介のときに「ちなみにこんなブログを書いています」とか言うと、多くの人に「お、すごいね」と驚いてもらえますし、「ブログやってましたよね」と覚えてもらいやすくなります。

考えてみれば、ビジネス書を継続的に読んでいるだけでもレアですし、読書後のメモをこまめに残している人はもっと少ないでしょうし、そのメモをブログに書き続けている人はもっと珍しい存在です。

自分のことを覚えてもらいやすくなる。
これは社会人として生きていくにあたり、意外と大事なスキルだったりします。特に、笑いを取って気の利いた自己紹介をするのが苦手な私からすると、ブログを続けていて本当に良かったなと。

④勝手に複合的なスキルが鍛えられる

書評ブログを書くためには、実はいろいろなスキルが必要です。

  • 本を読み解く「読解力」

  • ブログを構築するのに必要な「技術的な知識(Wordpress力)

  • 考えをまとめて、わかるように表現する「言語化力・文章力」

  • たくさん検索してもらえるよう工夫する「SEO力」

  • より多くの人に読んでもらえるよう集客する「マーケティング力」

ブログを書いて試行錯誤し続ければ、こういったスキルも副次的に身につきます。

⑤TwitterなどのSNSに横展開しやすくなる

ブログの記事がたまってくると、その記事の内容を少し加工すれば、TwitterなどのSNSに横展開できます。

例えば、こちらの記事。

この記事をTwitter用に加工してツイートしたら、いいね3000超えの結果に。

このように、ブログにコンテンツを蓄積させておけば、それを140字に要約したらTwitterに、動画化したらYoutubeに使えます。

⑥本出版のチャンスがある(あと、出版に着手しやすい)

ブログやSNSを使って、「コンテンツを貯める×知名度を上げる」の掛け算を強めていくと、出版社から声がかかることがあります。
この掛け算が重要です。

本を書くためには、ある程度「体系的にまとまったコンテンツ」が必要です。
SNSでフォロワーがたくさんいても、手元のコンテンツが体系化されていないと、書籍を書くタイミングで苦しい思いをします。

私が『投資としての読書』を執筆したときは、毎日30分~1時間程度の作業を1か月半続けたら、書籍が完成しました。
もし、本の出版を1つの目標にするのであれば、ブログを書き貯めておくことをオススメします。

⑦稼げる

あと、シンプルに稼げます(笑)
元々は「書籍代を回収できればいいや」くらいのノリでブログをスタートしましたが、ブログ×Twitterを駆使したことで月10万円以上を稼げるようになりました。

具体的に何をやったかは以下のnoteに記載しています。有料にさせてもらっているのですが、続々とご購入いただいております。「返品可」にしておりますので、ぜひ手軽に読んでみてください。

まとめ

以上、ブログを続けるメリットをご紹介しました。

  1. 呼吸をするようにアウトプットするようになり、「インプット→アウトプットの効率」が爆上がりする

  2. (書評ブログであれば、ビジネス書の)学びを資産化できる

  3. 名刺代わりになる

  4. 勝手に複合的なスキルが鍛えられる

  5. TwitterなどのSNSに横展開しやすくなる

  6. 本出版のチャンスがある(あと、出版に着手しやすい)

  7. 稼げる

ブログで発信している人は全体の5%未満(総務省「ICTによるインクルージョンの実現に関する調査研究」によると)、ブログの発信を継続できている人はもっと少ない。
それだけ続けるのが大変なのですが、だからこそ手に入るレアなご褒美がある。
ブログを続ける魅力が少しでも伝わってたら、とても嬉しいです。


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