解説『みんなのフィードバック大全』
私にとって、もらうのは好きだけど、あげるのは嫌いなもの。
フィードバック。
もらうのは大好きなんですよ。オブラートに包まれていない、クリティカルなやつほど大好物です。
摂取すればするだけ成長できますからね。
ピンポイントで、私が伸ばすべき/改善すべき点を指摘してもらえるんですよ?
わざわざ、「どこをどうやって伸ばすべきなんだろうか?」と自分で考える手間も省けます。
「フィードバックください!おなしゃす!」と言って、ビシバシとフィードバックを率直に浴びせてくれる職場は最高だと思います。
そういう意味だと、鋭利なフィードバックを投げまくってくれたコンサルティングファームは、ファーストキャリアとして最適だったなと。
・・・しかし、世の中そんな人ばかりではありません。
自分から「フィードバックください」と言ってくる人は、めちゃくちゃ少ない。
本当、全然見かけないんですよね。
むしろ、フィードバックをもらうのを恐れている人も結構います。
何かを指摘したときに「ありがとうございます」と口では言うものの、内心どう思っているんだが、わかったもんじゃない。
いつの間にか嫌われて、同僚同士の会話のなかで愚痴の主人公として祀り上げられているかもしれません。
・・・とかを考えていると、もうフィードバックするのが面倒で仕方ない。
しかし、フィードバックしないといないで「どうして、言ってくれなかったんですか」なんて言われてしまう。
ああ、もう、どうすりゃいいんだよ!と思っては、フィードバック関連の本を手に取ってみました。
ただ、全然いい本が見つからない。
このブログであまりフィードバックの本を取り上げていないのも、このテーマについて良本が無かったからです。
だがしかし、今回、ついに神本を発見してしまいました。
『みんなのフィードバック大全』です。
本書の学びを要約しつつ、実務でどう使っていったのかも赤裸々に書き綴っておきます。
ここから先は
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?