
上には上があるか、下にも下がある。
僕は小学生の高学年の頃、自己肯定感がとても低かった。どれだけ勉強しても、周りの人たちに追いつくことができなかった。
当時を思い出すと拗ねていたと思う。
だから、正直、勉強なんてちょっとしかしなかったし、学年が上がるにつれ適当に。
そんなある日、やる気が完全になくなって、テストなんてどうでもいいやと思い、一切勉強しなかった。
結果、点数は圧倒的に低かった。最下位近くだろうと思ったけど、実は僕よりもっと点数が低い人が何十人もいた。
意外と下の方ではなかった。
バカ高だから僕は日本の底辺だとすら思っていたが、案外高校の中では真ん中の方だった。
その時、「上には上があるが、下にも下がある。」と感じた。
勉強で上を見たことがないが、趣味の写真が上達しても、上を見るとまだまだだと感じる。
確かに下をずっと見ているのはよくないが、上を見続けるのも辛い時があるだろう。
感情が壊れてしまう前に、一旦下を見るのもいいかもしれない。
順位は、ある一定のデータのもとに算出される数値。
その数値で、その人の人生が全て決まるわけじゃない。
この記事では「上には上」のように、順位という考えをもとに執筆しているが、そもそもその考えすら不要かもしれない。
「上には上、下にも下」だと考えていると、下記のようになってしまうかもしれない。
順位が必要な場面もあるが、順位だけを意識すると、いつの間にか目標から遠ざかることも。
現代の順位は、SNSなどのアルゴリズムだろう。
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