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048:【旅行記;ヨハネスブルク→ケープタウン!】Week35

Day238(Mar20)

 朝食を食べ、良い思い出とともに出発しようとした朝。ハリスミスまでの送迎シャトルに乗ろうとした時に問題は起きた。行きは一人R250で、帰りも同じ値段との約束だったのに、帰りはR500と言ってきた。ドライバーが違うし、ガソリン代も高いし、デモが起きていて回り道しないといけないしとか色々理由をつけて来る。そんなことは聞いていない。行きの時に居合わせていたスタッフにも説明してもらおうとしたが、もともと行きもその値段の約束だったと言う。そうかもしれないが、来た時に交渉してお互いに承認し、行きのドライバーにその金額を払った時点で帰りもR250という交渉は成立しているはずである。結局、拉致が開かなかったので、2倍は流石に高すぎると交渉しR400まで下げてもらった。(後々分かったが、フロントスタッフが近くの町の知り合いに頼んでいるだけだった。ロッジ専用シャトルではない。僕らのように来るケースがまれだし、僕らがその手段しか来れないのにつけ込み割高に設定してきた気がする)
 ハリスミスからヨハネスブルク行きのバスの10分前に到着。朝のドタバタでギリギリになってしまった。さて、ここでもトラブル。まだ、出発まで時間があるから、同期の友達が水を買いに行った。すると、バスのドライバーがもう出発時間だからとバスを走らせてしまった。

僕:「今友達が水買いに行っているから持ってくれ!」
ドライバー:「知らない。もう時間だ!」
僕:「はぁ?(怒)待てよ!あなたも見ただろ?彼を!」
ドライバー:「じゃあ、今すぐ電話しろ」
僕:「まず、止まれよ!!!(怒)」

 しばらくして止まってくれて、何とか同期の友達も走りこんで乗れた。しかし、出発時間でもないし、ましてや同期友達の姿も確認しておいて出発するなんてありえない!怒りがおさまらなかった。「出発時間はまだだろ?」と慌てすぎて言えなかったが、ドライバーの時計が進んでいたのだろうか?
だとしても、ありえない!!
 さて、ヨハネスブルクのPark station に到着。ここでも、またまたトラブル。実は数日前からEFF(経済的解放の闘士)党がNational Shutdownと称するデモを行っており、今日はそのデモのメインの日。そのため、警察の警備が厳戒態勢となっていた。バスから降りると、黒人警察官に職務質問をされた(我々外国人2人だけ)。お互いに遠く引き離され2人の警察官が荷物チェック(荷物を全部出される)、パスポートチェック、そして何より質問がしつこい。長かった。終わると他の警察官10人くらいとその辺に座って雑談トークしていた。「暇なのかよ!?」って思わず言ってしまった(日本語で笑)
 外国人だからっていうのは分かるが、色々と理不尽すぎたのと、普段警察らしいことをしてないのに、偉そうにしている態度が非常に気に食わなかった。

RosebankにあるMomo XOという店。メニューの名前が面白い。奥がBao、手前がTokyoという名のBowl。


 今日は散々な日であったけど、アジアンレストランで美味しいご飯を食べたら、気持ちがリセットされました!(単純です笑)

Day239(Mar21)

 ヨハネスブルクは以前来た時に(またその記事については書こうと思います。)、観光したいところはしてしまったので、今回のメインは食とショッピング(欲しいものがあれば…)です。
 以前行ったインドカレー屋さんが美味しかったので再び。ここのバターチキンカレー(R145=約1100円)がとても美味しい!

RosebankとSandtonの中間くらいにある。

 その後、サントンシティーモールでブラブラ。何でもあります。高級店も。ここで普段は絶対食べないハーゲンダッツの店で美味しいアイスを食べてしまいました。

 ネルソンマンデラスクエアでは、プチライブも。さすがアフリカ。みんなノリノリでした。

Day240(Mar22)

  先週行った韓国料理屋バンチャンへ。既に3回目だけど、ここは何度来ても美味しい人気店。やっぱりみんなで来るとシェアできて楽しめる。南アでサムギョプサルが頂けるなんて想像してなかったです。久しぶりの焼肉気分を味わえて楽しかったです。
 その後、「44 STANLEY」というおしゃれなエリアへ。カフェやレコード店、洋服屋、ジェラート屋などとにかくおしゃれ。男4人には似合わなかったかも。

 夕食は「Melrose Arch」というエリアへ。ここもおしゃれ。高級ホテルも立ち並び、セキュリティーも完璧な治安の良いエリアです。スタバもある笑

 トルコ料理を頂きました。ケバブが美味しかったー!!

Day241(Mar23)

 今日からケープタウン!
 今回はハウトレインでO.R.Tambo国際空港まで行きました。RosebankからR202。高い。以前記事でも書いたけど、手前の駅までは安い。まぁ、安全を買ったと思いましょう。
 飛行機はAirlink。LCCではないので、荷物預け入れと軽食がついていました。年末のハイシーズンから落ち着いた頃というのもあり、値段もLCCとさほど変わらず片道1万5000円でした。(年末は確かこの2〜3倍したと思う。オフシーズンはもっと1万円切ると思います。)

着陸寸前。飛行機から見えるタウンシップ。

 3人なのでUberを利用し、安く安全に市内へ向かいます。途中、トタン屋根で敷き詰められたタウンシップ(旧黒人居住区)がたくさん見えました。ケープタウン郊外はまだまだこのような様子。
 今日から9日間お世話になるHouse on the hillに到着。素敵なゲストハウスです。
 早速、マレー・クオーター(ボカープ地区)に向かいました。この小さなエリアはイスラム教徒の居住区でモスクもある。ムスリムの多くは奴隷としてジャワやマラッカから連れてこられたマレー系の人々の子孫です。もともとは土やレンガで建てられたどこにでもあるような街並みでしたが、奴隷たちが解放された喜びを表現するためにパステルカラーに塗り替えられカラフルな街並みになったというのが有力な説らしい。

 その後、ウォーターフロントを散策。観光客がたくさんいて、とても賑わっています。テーブルマウンテンもすぐそこに見えます。
 夕食は田舎の任地では出会えない日本食を食べに、Izakaya Maturiへ。

 店の雰囲気も良くて、美味しかったけど、お値段が高かった…。
 ちょっと物足りなかったので、お次も日本食レストラン「Obi帯」へ。うどんが美味しかった!

Day242(Mar24)

 今日はロベン島へ。ここは、アパルトヘイト時代、主に政治犯が収容されていた黒人専用の刑務所島で、ネルソンマンデラも収容されていました。刑務所は1996年に閉鎖され、現在は島全体が博物館です。1999年12月には、ユネスコの世界文化遺産(文化遺産としては南ア初)に登録されました。
  ウォーターフロントからフェリーで30分ほどで到着。ツアーで1日4回実施しています。R600とお高めですが、一度は行く価値があると思います。

右から4番目の部屋にネルソンマンデラさんが収容されていました。


 夕食はまたまた日本の味を求めRamen Headへ。

ゴマ油そばR170=約1275円

 高級路線で売り出しているためか外観も接客も素晴らしい。もちろん味も美味しかったです。なんとKaedama替え玉(R30)もありました。オーナーは南ア人とのことですが、おそらく日本で修行していると思いました。厨房も日本のように見えるようになっており、スタッフの動きも鍛えられているようでした。

Day243(Mar25)

 この日は雨。そして、かなり寒い。ということで、ゲストハウスのオーナーにおすすめされたマーケットに行くことに。(外で大きなテントの下にオープンしているので、上着必須)とてもおしゃれな雰囲気でたくさんの人で賑わっています。食べ物や花、レザーショップ、お土産など、かなりレベルの高い商品ばかりでした。客層は白人の方が多く、お金を持っている方が多そうでした。大型の犬もたくさんいました。商品の値段も基本的にお高めです。

 お昼からはカジノへ。ここはテーマパークのようで、ゲームセンターやスケートリンクもあるので子ども連れの家族がたくさんいました。

 夜はウォーターフロントのレストラン。生演奏もあって、とても賑やか。お値段も比較的にリーズナブルなので、多くのお客さんが集まっていました。

Day244(Mar26)

 City sightseeing の喜望峰&ボルダーズビーチ1日ツアーに参加。ネット予約でR479(約3500円)です。
 まずはボルダーズビーチへ。途中サイモンズタウンも通過。海沿いの街で活気があるようでした。
 ボルダーズビーチへ到着すると、ツアー料金とは別に入場料が必要。我々は南アに住んでいるので特別なIDカードを見せて南ア料金で入れましたが、外国人料金は3倍近く高かった気がします。ビーチでは目の前でペンギンを見られるのでおすすめです。癒されました。

 続いて、喜望峰へ。ここも同じくツアー料金とは別にバス内で入場チケットを購入します。道中、野生のダチョウ、アンテロープを見ることができました。
 ここケープ半島南部はケープ植物区保護地域群の1つとして2004年に世界自然遺産に登録されています。
 まずはケープポイントへ。旧灯台(海抜248mにあり、霧で見えないことが多く現在は使われていない)が立つ展望台を目指します。歩いて20分程で到着。途中、バブーン(ヒヒ)もいるので注意。眼下には半島の最南端ケープポイント、そして大西洋とインド洋が。そして現在使われている灯台も確認できる。風が強いので帽子に注意。

ケープポイント
喜望峰とディアスビーチ。トレイルコース見える。

 西にはディアスビーチと喜望峰が見える。お次はここにある約1時間のトレイルコースを通って喜望峰に向かう。
 最後、急な崖を下ると「アフリカ大陸の最南西端、喜望峰」と英語とアフリカーンスで書かれた標識に辿り着く(アフリカ最南端はアグラス岬)。

 この付近は強風が吹くため、遭難する船が多かった。そのため、発見者のバルトロメウ・ディアスによって「嵐の岬Cape of storms」と名付けられたが、15〜16世紀のポルトガル国王マヌエル1世が、ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見を記念し、ポルトガルに希望を与えるという意味で「喜望峰」と命名したとのこと(地球の歩き方2020〜21より)。

 夕食は旅系ユーチューバーも行っていたActive sushiへ。なんとR300or400(R300は選べるメニューに制限あり)で食べ放題。忙しい時は90分制限付きですが、僕らが行った時は空いていたので、時間無制限でした。味も美味しくておすすめです。ただし、食べ残しは1ピースR8ほど追加料金を払わないといけないので注意。


次回も旅行記になります。
Sharp sharp!!

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