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883回目:【ノウハウ】インド人の人材採用
2023年11月25日の備忘録
【1】インド人の採用
私が勤めるインド店は、日本人3人とインド人25人で構成されている。私が担当する営業分野は7分野にわたり、私の目下には11人のメンバーと、バックオフィスメンバー5人が構成されている。海外駐在員のやりがいとしては、「自分のチームのメンバー」を自分達で採用し、自分達で育てていけることである。その裁量権をある程度持てることが、日本で働いていた時とは大きく異なるところである。
インド人の面接と日本人の面接は根本的に異なる点がある。それは、インド人は、基本「アピール」が全面に出ているため、自分の悪いところや、過去の失敗など、「自分に不利になること」を中々話さない。これは、日常でも感じることができる。 「私はこんなに頑張った」「私の努力を認めて欲しい」という「承認欲求」が思い切り出ている。これは、ダメなものではない。私から見た日本人とは違うインド人の特徴である。
そういった特徴も加味しながら、下記の面接を実施している。最も重点を置いているのは、「本人の入社後のミスマッチ」をいかに防ぐかである。インド人は、その場の面接では、「アピール」に気を取られすぎて、入社後のミスマッチのリスクをそれ程考えていない。だから、下記の面接システムを構築した。
【2】地獄の面接システム
インドに来た私は、日本で採用の経験がなかったため、上司のアドバイスを受けながら採用を実施した。その過程で、自分たちのチームなりの採用プロセスの型が確立してきた。今日はその一部を紹介する。
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