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妻に愚痴ったら、説教を喰らった時の話~会社で大先輩を激怒させた編~

先週末、会社で大先輩を激怒させてしまいました。久しぶり?むしろ入社依頼初めてかもしれません。

事の発端は大先輩がチームメンバーに依頼した仕事について、自分が口を出したことがキッカケでした。最初にそのリクエストを聞いた時に自分の直感で「手間がかかりそうなリクエストを受けているな」と感じ、その仕事をより効率的に無駄のない形にするのがベストであるという自分の信条のみを頑なに信じ込み、チームメンバーと大先輩の間に入り、「なぜその資料がいるのですか?」「作った資料は本当に見るのですか?」と自分の主張のみを繰り返し、まったく相手の意見や考えを聞き入れることなく、突っ走ってしまい、大先輩を激怒させてしまいました。

自分の中ではどこかまだ心の中に自分の仕事の進め方が正しいという思いもあり、このことを翌日に妻へ愚痴っぽく話をしたところ、いつもの通り大説教をくらいました。毎回と言って良いほど、会社の愚痴を話すとだいたい「あなたが悪い」と説教をいただきます。またそれが本当に的確でその場でやりとりを見ていたかのように具体的にダメ出しをもらうのです。これ不思議です。10年以上も一緒にいれば、私の欠点が手に取るようにわかるのでしょうか?それとも私がずっとその欠点を克服できないままだからわかりやすいのでしょうか?どちらかと妻に聞いたら、完全に後者だと言われそうです・・・。

なぜ自分の考えることが絶対に正しいと思って、突っ走るのか?相手(大先輩)の思いや考え(資料の必要性など)を確認することが必要だったのではないか?そもそもチームメンバーの人がその仕事を手間だと感じたのか?「感じているのでは」という自分の思い込みのみで動いていないか、キチンと確認しやのか?あなたがしゃしゃり出ることで、チームメンバーと大先輩の間がやりづらい状況になってしまったのではないか?なぜそこまで気を回せないのか?自分の意見や考えを持つことは大事だけど、それを押し付けるのは間違い、それでみんなを引っ張っているつもりかもしれないけど、それはマネジメントではない、それは自分がやりたいように自分でやっているだけで結局プレイヤー、なんでもっとフォローという意識を持たないのか?だから、あなたはチームをマネジメントするとかそういうレベルじゃないんだ!(いつもの決め文句)

妻の指摘は全て図星です。反論のしようがありません。自信過剰で何でも自分が正しいと思いがちで、自分が間違っていることを指摘されることが嫌で、かつ本当の自分はそういう人間ではないと思いたいプライドの塊で、全ては自分を守りたい=自分の評価を守りたい一心の小さい男だと。妻の説教でいつも自分を見つめ直します。恥ずかしいですが、ここ10年以上変わることができないので、反省の意味も込めて文章にして晒すことにしました。

今回は、まずチームメンバーにその仕事が手間と感じるかどうなのかをよく確認するべきであった、大先輩との話し合いも自分がしゃしゃり出る必要はなく、チームメンバーにお願いをするべきであった、その中で大先輩の求めるニーズをキチンと把握して、その情報を元にしてから効率性をいかに担保できるかを追求するべきであった。

個別の対処方法を反省するのは勿論結局こういう行動をとった原因である自分の根本的な行動や考え方を変えないと何も変わらないと痛感しています。プライドの高さや自信過剰なとこ、自分のみを守りたい小さいとことか。どうやってこの根本を変えていけるのかを考えつつ、いつも説教をしてくれる妻にも感謝しながら、日々過ごしていきたいと思います。

妻へ愚痴って説教を受けたときには凄くイラッとするのですが、何度も言われたことを頭の中で繰り返しているとなぜかスッキリするのです。不思議です。さあ、勇気を持って、とにかく大先輩に謝るところから今週はスタートします。

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