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香港の銀行(HSBC)のトラブルvol.1

以前に香港の銀行ついて記事をお伝えせて頂きました。香港の銀行ではたびたび仕様変更があったりと、そのお知らせがすべて英語で来るために対応しきれないホルダー(口座開設した人)がおります。ホルダーの方は、今後のトラブル回避のために一読ください。

その中でもよくあるトラブルについてご紹介していきます。下記のトラブルにそうかも、、、と思う方は香港の口座を開設するのにお金を支払った方に相談してみてください。私の方でもある程度は相談にのれます。

お知らせの緊急度

まず始めにお知らせの緊急度です。HSBCからの連絡手段は、メール、手紙、電話(SMS)とありますが、メールでは基本的に全体のお知らせなどが届きます。その次に手紙では、あと○ヶ月で凍結ですよなどの警告があります。そして最近では電話でのアナウンスはほぼありませんが、SMS(ショートメッセージ)で○○してくださいなどの具体的な指示が送られてきます。

HSBCから手紙かSMSがきましたら、要注意して何か手続きしなければならないだと思ってください。内容が不明であれば、英語が分かる方や口座開設をサポートしてくれた方に確認しましょう。メールはこちらから問合せしていない限りは、ほとんど無視しても大丈夫です。

セキュリティデバイスについて

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以前は上の画像のセキュリティデバイスが住所変更や送金登録などに必要でした。現在はアプリと統合され、セキュリティデバイスが不要になりました。しかし、このセキュリティデバイスをアプリにリンクさせていない人が多く、最近ではトラブルが増えてるような傾向があります。

こちらをリンクさせていないと、いずれセキュリティデバイスの電池切れや液晶部分が壊れてしまって、住所変更などが出来ず口座凍結されてしまったのなんて方がいらっしゃいます。

リンクさせてない方は難しい手続きではありませんので、早めに手続きしましょう。変更手続きには重要なものです。

パスポート変更

パスポート変更は大したトラブルではないのですが、予防のためにお伝えします。パスポートは最長10年で変更になります。そのためパスポート番号も変わりますので、変更しなければなりません。HSBCの場合はインターネットバンキングで変更手続きが出来ず、窓口で行わなければなりません。

パスポートを変更したからと言って今すぐにやる事はありませんが、もしもの時に窓口で手続きする場合は、旧パスポートも必要になりますので必ず古いパスポートも保管しておくか、スキャンしてデータとして持っておきましょう。

口座凍結トラブル

よくあるトラブルの1つです。そしてよくあるパターンが24ヶ月放置している事が原因です。24ヶ月放置していると口座が凍結され、香港の窓口で手続きをするか電話をして解決するしかありません。電話では本人確認があり、声紋認証がされていますので、なかなか他人にお願いしてもらうのはハードルが高いです。

口座は22か月放置している時点で警告の手紙が来ますが、手紙が来るのに22ヶ月経過した日から1ヶ月弱のためにすぐに対応しなければなりません。口座の残高が減る行為をすれば良いので、どなかに10HKDだけでも送金するか、キャッシュカードで引き出ししてください。

送金をするのに送金登録していない方は、セキュリティデバイスかアプリでの2段階認証が必要です。また送金限度額が0になっている可能性もありますのでチェックしましょう。

そしてキャッシュカードの暗証番号が6桁のために忘れてしまう方がいます。さらにそのメモも失くしてしまってると打つ手がありません。オススメの暗証番号はよく使う銀行の暗証番号+00などや、自分の生まれた年です。

私にHSBCの件で相談に来る50%ほどが凍結の相談で、凍結しましたという手紙が来てから相談に来る方がほとんどです、早めに行動しましょう!

まとめ

海外オフショア積立投資をされている方は、セットでHSBCの口座を開設している確率が高いため、HSBCでのトラブルに関してお伝えさせて頂きました。

最近はOne グレードが出来たりと、ここ10年だけでもかなりの仕様変更が起きています。手紙やSMSについては無視せずに英語の分かる方やHSBCの口座を持っている方などに確認するなどしましょう。そしてセキュリティデバイスをお持ちの方は必ずスマホのアプリに連携させておきましょう。

私も簡単な相談は受付可能ですが、手紙などのタイトルくらいは自分で翻訳すべきです。オープンクエスチョンではなく、クローズドクエスチョンのもしかお答え出来ません。画像だけ送られてきて、こういうのが来たのですがどうすれば良いですか?は1番困ります。

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