【海外オフショア積立投資】ドミニオン社(Dominion) MSS(マイ・セービング・ストラテジー)ご紹介
こちらでドミニオン社をご紹介してから時間が経ってしまいましたが、本日はドミニオン社のMSS(マイ・セービング・ストラテジー)をご紹介致します。手数料が安く、オンラインで手続きが済むためか扱うIFAが増え、それに伴い扱う紹介者(営業マン)が増えております。
MSS(マイセービングストラテジー)の特徴
MSS(マイセービングストラテジー)の特徴というよりはドミニオン社の特徴になってしまいますが、Fintech(Financial + technologyの造語)が活用し、人件費等の無駄なコストを極力抑えることにより手数料が安くシンプルな投資のプラットフォームを提供しています。
パンフレットには毎月の手数料というような表現で記載がありますが、実際には投資期間の最初の2年間で手数料をドミニオン社に納め切ってしまうというのがこの商品の特徴です。
また香港IFA等に運用委託をしなくてもドミニオン社の推奨ポートフォリオを組む事で運用委託手数料も抑える事が出来ます。
MSS(マイセービングストラテジー)の具体的な商品プラン
ここでは具体的な商品プランについてご説明していきます。
最低金額:月250USD〜
積立期間:5年~20年
積立頻度:毎月、3ヶ月、半年、1年
通貨:USD
月間管理手数料:1.15~2.65%(契約年数に応じて)
信託口座開設手数料:25USD(初回のみ)
すごくシンプルな商品内容です。月間管理手数料ですが、パンフレットの表記では上記のようになっておりますが、最初の2年で手数料をすべて払う様なシステムになっています。
例えば、20年契約ですと1年目は積立金額の99%、2年目は積立金額の24.75%が、月間手数料に回される仕組みで、3年目からは積立金額の100%が投資資金になります。
MSS(マイセービングストラテジー)のメリット・デメリット
MSSのメリット
MSSは、同じような積立商品のインベスターズトラストのEvolutionやRL360のRSPよりも手数料が安いのが魅力的です。この2つと同じでファンドリストの中から自分でポートフォリを組んで運用していく商品になります。
MSSの場合は、ドミニオン社側が推奨ポートフォリオとしてABCポートフォリオというのを提供しています。こちらを選択する事で、積立序盤は攻めた運用、中盤はローリスクミドルリターン、終盤は守りの運用と投資が素人の方でも簡単に運用ができるようになっております。
ABCポートフォリオを選択する場合は、香港IFAに運用を委託しませんので、運用手数料の1%がかかりませんので運用コストを抑えての運用が可能です。
MSSのデメリット
まだ設立して歴史が浅いためサポート体制が不十分だと感じております。香港IFA側がある程度お世話をしてくれますが、ドミニオンのプラットフォーム上の日本語が表記がおかしかったり、ドミニオンへ直接のお問い合わせはすべて英語だったりと少し不便な部分があります。
香港IFAが潰れたり、紹介者(営業マン)がいなくなっても、自力で投資は継続出来る仕様ですので、そのあたりは安心です。
MSS(マイセービングストラテジー)に向いている人
長期の少額(300USD未満など)での積立を日本でやるよりも外貨でリスク分散して資産形成していきたいという方には向いております。手数料も日本の投資信託等と比べると非常に安いですし、クレジットカードで積み立てるためポイントやマイルも還元があります。
今は元本確保のオプションもあるため、そちらを利用したい方は手数料を年1%多く支払う事でより固い資産運用が可能です。こちらのプラン(オプション)に関してはまた別途記事を作成致します。
類似商品との比較
ドミニオン社が検証した手数料比較では他の類似商品に比べると圧倒的に手数料が安いです。積立する金額によっては、インベスターズトラストのEvolutionやRL360のRSPは、ボーナスがありますので、積立金額が毎月600USD以上などの方はボーナスの金額も大きく、それを相殺する事で実質の手数料が下がります。
複数の海外オフショア積立投資の会社と迷っている方は、いくつもの会社を取り扱っているような紹介者(営業マン)の方にコストの検証をお願いしてみると良いと思います。そこでその方が出来る出来ないも判断出来るので、良い判断材料にもなります。
毎月250~300USDで積立を考えていて、無駄な手数料を払いたくなく、元本確保の必要がない方であれば非常に相性の良いプランです。
まとめ
今回はMSS(マイ・セービング・ストラテジー)をご紹介しました。手数料が安いのが魅力的な会社ですが、他社ではボーナスがあるため、検証してみる事で実際には手数料が抑えられているなどがあります。
ほぼ毎回言っておりますが、1つのものだけを推してくる紹介者(営業マン)の方ではなく、複数の会社の商品に詳しい方や直接香港IFAと繋がっている方から契約する方がトラブルが少ないです。さまざまな視点から見て、ご自身の投資先を決めましょう。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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