『どうぶつゆうびん局へようこそ! はしもとみおの木彫の世界』を観た(2018/9/9)
ソラマチ内部にある郵政博物館ではしもとみおさんの企画展が開催された。
郵政博物館と言うと、開館当初にテレビでよく特集されていた内容を思い出すと、郵便の歴史も学べて、世界中の切手が沢山展示されている。という感じで、動物の木彫を展示する様な印象が全く無かったので色々と疑問を抱きつつ会場へ向かった。
企画室入り口からもう多幸感で溢れている。
『どうぶつゆうびんきょく』とうたっているだけあり、郵便物やポスト、手紙の仕分け棚も設置されていて、動物宛のファンレターも置かれていた。
そしてびっくり。なんと作品は一部おさわりOK。
木の温もりではあるけれど、なんだか木を彫ったではなく木の中に元からあったものを掘り起こした様な必然的な出で立ち。無限に撫で続けたかった。
↓さすが離島に住む野良。ふっくら具合と筋肉の付き方。愛嬌と孤高のまなざしを併せ持っている。
↓福岡県の相島や愛知県の離島等で出会った野良猫達の特徴、縄張りを事細かに書いたカード。作品作りの為以上に猫への愛を感じる。
はしもとみおさんのアトリエ再現。月君が誇らしげ。↓
柴犬のふっくら具合がとても良い。↓
大きな熊に小動物が住みついている
↓駱駝にまたがる猫の表情の「うひょー! 」具合がとても良い。
↓大きなものから小さなものまで愛情こもってる。
癒し以外のなにものでも無い…
博物館の奥にある企画展用のスペースで大々的に展示されていたけれど、常設展示されている郵便に使われていた道具にもはしもとみおさんの彫られた小さな動物達が紛れていて可愛かった。
そして道具や世界の切手もとても興味深くて、長時間見続けられてしまう情報量で思わぬ収穫だった。
素晴らしい愛に溢れた展示だった。
会場:郵政博物館
期間:2018年7月14日~9月9日
入場料:300円