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#36 子どもが公文を始めたい。と言ったのを全力で止めた結果、、

長男(小4)が、小学一年生の頃、
お友達が公文を頑張っていることを聞きつけて、
自分もやりたいと言い始めた。

驚いた。
保育園の時に、先生が、1人だけひらがなを全く覚えない息子を心配していたくらいなのに、、
突然、公文をはじめたいとは、、

もうあまりよく覚えていないけれど、
何か、公文を始めたい理由を言っていたのだと思う。

公文と言えば、宿題が多くパパママが大変。という話しも聞いたような、聞かないような、、

そんな噂に、私はびびっていた。

当時、仕事も多忙で、夕方は3歳の次男の保育園のお迎えもある。
小1になり、学校からの宿題もあるのに、公文の宿題まで、出来るのか?
私が管理することは絶対に無理だと思った。
(もともと管理する必要なんてないのだが、
この頃は、私が管理しなければいけないと思っていた。)

彼の学びたい気持ちを消すかのように、
反対した。
それでも行きたいと言う。

次は、パパの番。
パパも私と同じ考えだったので、
反対した。
それでも行きたい。と言った。

次は、なぜか、友達のパパの番。
反対した。
それでも行きたいと言った。

そこまで行きたいと言うならば、、
ママもパパも宿題のお手伝いをしてあげられないけど自分で出来そうなのかを何度も確認した。
それでも行きたいと言って、公文を始めることにした。

こんなに、子どもがやりたいと言うことに対して、まっすぐにNo!を言ったことは初めてである。

結果、それから約3年。。

彼は一度も公文の宿題をやらなかったことは無いし、私やパパが管理することもない。
決して進みが早いわけではないが、
スモールステップを経て、学びの中で『分かる!』ことの楽しさを感じているようだ。
とても、がんばっている。

今回のことを通して、
子どもが覚悟をしてやり始めた時の強さに感動している。

あの時No!を言ったことも、
最終的には、信じてスタートしてみたことも良かった。
もちろん、伴走してくれる先生も、よく褒めてくれて本当にありがたい。

改めて、子どもは、私とは違う。
別の人生を歩むし、
その人生を歩むために十分に自分で選択をして判断できるのである。

でも、たまには、私がNo!だと思うことはNo!を言おうと思う。
言えば良い。
その時に、また、親子で話し合えば良い。
話し合って出た結果は、成功しても失敗してもお互いに納得できると思うから。

私の性分としては、
Yesの方が簡単で、ついついそうしてしまいたくなる。でも、何でもかんでも、Yes!でなくて良いことを私は今回大いに学んだ。
大きなことを息子から学んだ。
子育ては、尊い。

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