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【全4話】第2話:ユースキン製薬が考える”プロスポーツチームを支援する意味”

こんにちは!
ユースキン公式noteにようこそ!
今回もお立ち寄りいただきありがとうございます。

第1話では、当社がカターレ富山の支援をするに至った経緯をお話しました。

第1話はこちら👇
https://note.com/yuskin/n/n46dc89605285


支援する条件として、「社員を巻き込みなさい!」というミッションを与えられ、前途多難だった当時。

どう打開していったのでしょうか?続きをぜひご覧ください!

社員に興味を持ってもらうために、「応援だより」の発行

▲林堂選手(右)と野渡毅之(左)のツーショット

<プロフィール>
野渡 毅之(のわたり たけゆき)
1985年生まれ 38歳
趣味:サッカー観戦、麻雀

<経歴>
2009年、大学卒業後 大手ベビー用品メーカー入社
2013年、ユースキン製薬株式会社 入社
2015年、同 富山工場 転勤
2022年より 現部署・企画部 部長

―社員に興味を示してもらうためにどんなことを行ってきたのでしょうか?

野渡:会社がスポンサーをしているからといって、社員全員がカターレ富山に興味を持つことはありません。むしろ、最初は社員のほとんどが無関心の状態、まずはその課題に向き合いました。「どうすればカターレ富山に興味を持ってもらえるか?」と考えた結果が、「応援だより」の発行です。

―応援だよりとは、どんなものですか?

野渡:応援だよりは、カターレ富山の試合結果をスポーツ新聞のように社内に向けて配信するものです。
カターレ富山やサッカーに興味がなくても、スポーツ全般は好き、という人は結構います。テレビでスポーツニュースが流れていると、つい見てしまう人って結構いますよね?まさに私自身がそうです。私はサッカーが一番好きですが、野球、バスケットボール、ラグビー、ゴルフ、どんなスポーツでもスポーツニュースが流れていたら目を留めてしまいます(笑)

それならば、毎週カターレ富山の試合結果をスポーツ新聞のように配信しようと思いつきました。
社員の興味が薄れないように毎週月曜日のお昼までに配信しようと決めていたのですが、今では始業(9時)前に全社配信をしています!(笑)

―たしかに私も月曜日は応援だよりを閲覧することから1日が始まっています。(笑) 応援だよりの掲載内容や工夫している点についてもぜひ教えてください。

野渡:試合結果だけではなく、サッカーやJリーグに関する豆知識を添えることで興味をもってもらおうと工夫しました。初年度は、J1の川崎フロンターレやB1(日本プロバスケットボールリーグの1部)・川崎ブレイブサンダースの話題も記事にしていました。

▲初年度の地域スポーツ応援だより第1号

―たしかにサッカーに興味がなくても、幅広い内容を掲載することで関心を持ってもらえそうですね。工夫した結果、社員の興味関心に変化はありましたか?

野渡:少しずつではありますが、社員から応援だよりに関するコメントをもらえるようになりました。毎週全社に配信されますので、迷惑に思う社員もいたかもしれません。
しかし、配信し続けることで興味を持ってもらえたのだと思います。

―社内でもカターレ富山について話題にしている社員が少しずつ増えてきていますよね。
 応援だよりを社内だけに留めておくのも勿体ない気がしていますが…。

野渡:応援だよりは、「社内報」として作成しています。しかし今では、カターレ富山のSNSを通じて、オープンなものになっています。きっかけは、左伴社長のSNS投稿でした。(2022年6月28日)

これは、集客5000人を目指したが、集客3000人未満となったデータに落ち込む投稿を拝見し、社内報(応援だより)を左伴社長にお送りしました。

今までカターレ富山に興味のなかった人たちが急にスタジアムに来てくれることはありません。でも少しずつ観に来てもらえるように社内で広めていますよ!
ということを伝えたかったのです。

そうしたら左伴社長から、「SNSで共有させてほしい。」と言っていただき、そこから毎週社内報(応援だより)をお送りするようになりました。
社内報2年目となった2023年はカターレ富山に集中しようと、社内報のタイトルを「カターレ富山応援だより」に改名しました。


―そんなことがあったのですね!とはいえ、毎週作成することは大変だったと思います。
 途中でやめようと思ったことはなかったですか?

野渡:毎週作成することは大変ではありましたが、辛いと思ったことは一度もありません、ほぼ趣味の延長で、仕事と思ったことがないというのが本音です。一緒に手伝ってくれたサッカー好きの相棒(前述の清水エスパルスの熱狂的サポーター)がいたのも心強かったです。
私はマッチレビュー原稿を作成し、相棒が全体の構成・デザインという分担ができたことで継続することができたのだと思います。

―カターレ富山応援だよりが「社員を巻き込む」というミッションを果たす手段の1つになっているのですね。社員を巻き込む大変さがひしひしと伝わってきています。不安もありましたよね?

野渡:左伴社長の口癖「無関心、無感情、無感動ほど生きていてつまらんことはない」という言葉がいつも私の心に残っています。様々な発信をしても、相手が無関心で反応がないと、自分のやっていることが正しいのか不安になります。最初は手探りでしたので、日々不安でした。でも信じてやり続けることで、少しずつ賛同し、協力してくれる人が増えてきたことが嬉しかったです。続けてきてよかったなと!


▲2023シーズンの応援だよりは全部で39号
▲2023シーズンの応援だよりを机いっぱいに広げてみました
▲実は、富山新聞にも「詳しすぎる社内報」として紹介されました

【全4話】第3話:ユースキン製薬が考える“プロスポーツチームを支援する意味”」では、実際に行った支援活動の1つ「エシカル販売」についてお届けします。

第3話はこちら👇
https://note.com/yuskin/n/nd0362e4646e0


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