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ユースキン製薬の「また来たい」と思える工場見学とは。

こんにちは!ユースキン製薬公式noteへようこそ!

皆さんは工場見学と聞くとどんなことをイメージされますか?

私は小学生の時に社会科見学で行った、醤油工場の見学を思い出します。
醤油ができるまでの工程をいくつか見学をして、最後に小さい醤油をお土産でもらった記憶があります。

当時は幼かったけれど、大人になった今、また醤油工場見学に行くことができたら、童心に帰って楽しめると思います。工場見学は、いくつになってもワクワクするイベントですね!

さて、当社の工場は富山県にあります。2014年に完成し、2016年に本格稼働しました。富山工場は、製造や包装工程がガラス越しに見える見学通路も併設していますが、これまであまり一般のお客様向けの工場見学は、おこなってきませんでした。

せっかく、この自然豊かな富山の地に、衛生環境が整った新しい工場を建設したのだから、お客様やファンの方に見てもらわない手はないのでは、と私は入社時(2023年5月)から考えていました。

そして今回、その想いが形となり、初めてのお客様向けの工場見学を開催しましたので、そのことについてnoteに記したいと思います。

ぜひご覧ください!


なぜ今になって工場見学を実施したのか?

理由は2つあります。

当社は、お客様ひとりひとりとの対話を大切にしています。
そのために、以前からリアルの場でお客様とお会いする機会を設けてきました。

しかし、2020年から約2年間、コロナ禍でリアルイベントが実施できない時期が続きました。お客様と直接お会いして触れ合うことができないもどかしさを感じると同時に、リアルの場で対話をすることの大切さを再認識しました。
あらためて、お客様とのリアルの場での交流を増やそうと思ったときに、当社の工場を活用したいと考えたことが1つめの理由です。

2つ目は、当社の愛用者「ハンドケア大使」から、「工場見学をさせてほしい」「工場見学をしたい」という声が、以前から沢山寄せられていたからです。
ハンドケア大使は、当社に特別な想いを寄せてくださるご愛用者。可能な限りご要望に応えたいと思いつつ、工場見学はなかなか開催できずにいました。準備さえしっかりできれば断る理由もないことから、実施することにしました。
待望の工場見学を通して、特別感を感じてもらい、さらに当社との距離を縮めてもらいたいと思いました。

そのためには、全力でおもてなしをしたいと考え、ハンドケア大使に向けた「富山工場見学ツアー」というかたちで実施しました。おもてなし体制を整えるために、当日は社長を含め、川崎の本社からは6名のスタッフが富山に向かいました。


初めての富山工場見学ツアー実施に不安が募る

●開催日

工場見学を実施しようと決めたのはよいものの、全国各地から富山まで来ていただくのは大変なこと。「本当に参加者が集まるだろうか?」という不安がありました。

開催日を決定するにあたり、社内から様々な意見が出ました。
「平日は仕事をされている方が多いので、休日開催のほうが良いか?」、「休日開催だと工場の製造ラインが動いていないからどうする?」「休日とつなげて富山旅行も楽しんでもらおうか?」などなど。
とはいえ開催日を決定しないと先には進めないため、製造ラインが動いている平日に決定しました。また、候補日を2つ設けてハンドケア大使の皆さんに「富山工場見学ツアーを実施したら参加したいですか?」「参加するとしたらどちらの日程に参加したいですか?」というアンケートを実施しました。
その結果、20名くらいの参加見込みがあることが分かり、最終的に6月10日(月)に実施が決定しました!

●ツアーの内容

今回の富山工場見学ツアーは、富山まで交通費はすべてお客様のご負担。広島県や奈良県など、遠方からの参加者もいらっしゃいました。

「遠いところからわざわざ来てくださるのだから、ここまで来てよかった!と思える特別な時間にしたい」という想いが募りました。
「工場のどこを、どのように、どういう順番で見学していただくか?」
「お土産は何にしようか?」「しおりを配布したらわくわくしてもらえるのでは?」

普段見ることのできない工場を知ることで、より当社への興味を深めてもらうために、富山工場の社員とも何度も打合せを重ね、内容を決定していきました。

また、これを機会に工場見学通路のパネルや表示物を刷新。ハンドケア大使の方に描いていただいたイラストを使用した新しい表示物を作成し、2日がかりで貼り替えを行いました。そして当日が近づき、現地で最終リハーサル。ギリギリまで内容を見直しました。

どんな内容にしても、「お客様を笑顔にするためにまずは自分たちが楽しまないと!」と、期待と不安を胸に本番を迎えました。


▲事前に配布した手作りの「旅のしおり」


いよいよ富山工場見学当日!

集合場所はJR富山駅。そして富山駅からはバス移動。事前に手配した中型観光バスで富山工場へ向かいました。

車内では、社長と社員(1人)がバスガイドをつとめました。後方で皆が向かい合うようにに着席し、会話を楽しみながら工場を目指します。
はじめて顔を合わせる方もいましたが、1人ずつ自己紹介を終えると、車内はすぐに和気あいあいとした雰囲気に。

▲工場へ向かう車内の様子


その頃、富山工場で参加者の到着を待つ社員は、着々と準備を進めます。

▲お土産の準備
▲入口にスリッパをならべてお出迎え


道中で社長のおすすめスポットなども紹介しながら、バスを走らせること40分。あっという間に富山工場へ到着しました。

▲ユースキン製薬 富山工場

バスを降りた参加者からは、「わぁ~!」の声。
やっと富山工場に来ることができた喜びと、これから見学できるというワクワク感がが伝わってきました。

▲ウェルカムパネル


まずはエレベータで3階の「カフェテリア」へ!

カフェテリアは、富山工場の社員が打合せをしたり、昼食をとったり休憩をしたりする場所ですが、立山連峰を一望することができます。

実は、設計時に立山連峰の方向に向けてカフェテリアを作るように計画してつくられたのです。
社員の憩いの場にもなっています!


カフェテリアのカウンター席には、先客がいました。見たことがある後ろ姿ですね!

A太郎・シソラン・とめ吉も富山工場に来ていました。
一足先に、カフェテリアから八尾町の景色を楽しんでいたようです。

▲今回は、カフェテリアの1/3を使用(本当はもっと広いです!)

参加者の皆さんも、窓からの景色を楽しんでいます。

そして、まずは社長からの挨拶。
なぜ富山に工場を作ったのかの説明もありました。

その理由の詳細は、こちらの記事からどうぞ↓
https://note.com/yuskin/n/neb4f10dbcbe8
 

その後、工場長が工場の概要説明をおこないました。

いよいよ今回のメイン!
実際に「ユースキン120gボトル」が作られるまでの様子を見に、見学通路へ出発します!


■調製室

▲2階の窓から見下ろした調製室

ここでは、原料を溶解し、大きな釜で混ぜながらクリームを作ります。
この釜の容量は、1.2トン。ユースキン120gボトルが約1万個作れる量なのです。


■容器のエア洗浄

容器とキャップがそれぞれのレーンを流れていきます。クリームを入れる直前には、容器に勢いよく空気をおくりこみ、エア洗浄します。


■クリームの充填

容器をクルクルまわしながら、クリームを充填していきます。
クルクルまわさないと、クリームが容器に均一に入らない(真ん中が尖ってしまう)のです。
ここは、飽きずにずーっと見ていられるシーン。
参加者からも「なんかかわいい!」「ずっと動いていてえらいね!」という声があり、童心に帰っている様子がうかがえました。


※充填の様子は、ユースキン製薬公式X投稿もご覧ください。


■異物・重量検査

充填したクリームの中に異物が入っていないか?
容量通りのクリームが入っているか?
のチェックをします。

その後、包装・梱包の工程も見学いただきながら、製造ラインの見学が終わりました。


■品質管理(試験室)
お客様に高品質な製品をお届けするために、製品ができあがるまでに様々な品質検査をおこなっています。

品質管理部では、製造ロットごとに、パッケージに記載されている有効成分が正しい量配合されているかの検査をおこなっています。また原料や容器などの資材をクリーム製造前の段階で検査をおこなったりもしています。

そして、いつ、どこで製品に関する問い合わせがくるかわからないので、製造ロットごとに定められた年数、製品を保管しています。


品質管理の見学をした後は、再度カフェテリアに移動。社員が製造ラインに入り、ライブ中継をおこないました。見学通路から見えづらい部分などをカメラでうつし、工場に入った気持ちでなるべくリアルに体感してもらいたかったためです。

次に、参加者みんなで隣の建物に移動。
「原材料・製品倉庫」の見学です。

製造した製品は、試験検査をおこない、合格した製品が出荷されます。
その試験検査前の製品をこの倉庫で一時保管しています。
また、原材料や容器などの資材も保管しています。

そして、原材料・製品倉庫の隣には、「物流センター」があります。

物流センターでは、試験検査に合格した製品を保管しています。
ここから全国各地に出荷されるのです。


天井が高く、上の方まで段ボールが保管されています。
下から見上げると圧巻です!


物流センターの見学を終え、今回の富山工場見学ツアーは終了。
最後に社長から皆さまにご挨拶。

ここで参加者の皆さまにお土産を配布しました。
参加した皆さまにとって特別なものになるよう、参加者の皆さまの顔写真入り「ユースキン180gポンプ」をサプライズでプレゼント!

▲工場見学ツアーを実施した日付入り!

皆さまが富山工場に到着してすぐ、記念撮影と称してウェルカムボードと一緒に写真を撮らせていただきました。
その写真もポンプに貼って、プレゼント!

実はその写真をポンプに貼るべく、ツアーの最中に裏側で社員が製作作業をしていたのです。(時間とのたたかいなので、事前練習をおこないました!)

実際に手に取った参加者からは、驚きと笑いが。
「えー!」「わぁー!」「はずかしい…!」などといった声が飛び交っていました。

そして、「A太郎オリジナルどら焼き」もプレゼントしました。

そして、最後にもうひとつサプライズが。
前日の6月9日が社長の誕生日だったため、事前に参加者の皆さまにはお伝えし、誕生日のお祝いをしました!

私たち社員から社長に「社長の顔写真入りユースキン180gポンプ」と「デコチョコ」をプレゼントしました。

▲デコチョコは社長から参加者へもプレゼント
▲デコチョコのデザイン


すると、参加者からも社長への誕生日プレゼントやお祝いグッズ、ハッピーバースデーの歌を演奏するピアニカなどが続々と登場!私たちも知らないサプライズでした。

▲ピアニカを持参し、ハッピーバースデーの曲を演奏してくださいました
▲手作りうちわで社長の誕生日を盛り上げてくださいました


▲手作りのポストカードを社長にプレゼントしてくれた方も!


最後の最後に大盛り上がりを見せた「富山工場見学ツアー」。

富山駅までバスでお見送り。
無事に富山工場見学を終えることができました。


工場見学ツアーを終えて、あらためて気づいたこと

私たちは、こうしたリアルの交流会やイベントを通して、毎回ファンの方々の笑顔を見ることで大切なことに気づかされています。

ただ製品を作って売るだけでは、利益以外なんの感動も得ることができません。
だからこそ、私たちは出会った一人ひとりと長くお付き合いをしたいと考えています。
そのために、ファンの方々とお互いに「ありがとう」を言い合えて、「また会いたい」と思える関係づくりをしたいと常に思っています。

今回の工場見学ツアーは、準備から実施までそれなりの時間を費やしました。
なぜそこまでやのるか?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
私たちは、ファンの方々やお客様に施した気持ちは、
最終的に何倍にも大きなものとなって、自分たちに返ってくる
ことを知っているからです。

このことこそが、私たちユースキン製薬が大切にしていることでもあり、原点でもあります。

これからも、出会った方々とのつながりを大切にして、
製品だけでなく、ユースキン製薬を肌で感じてもらいながら、
ずっと応援したいと思ってもらえる活動を続けていきたいと考えています。


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