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コーヒーの起源っていつ?誰が飲みはじめたの?

(投げ銭形式なので無料で読めます)

どうも、バリスタの松本です。

コーヒーの起源。
たまに聞かれるんですよ。

今回はそれについて説明したいとおもいます。

■コーヒーはいつ頃から飲みはじめたの?

コーヒーが歴史のなかで出てきたのは
13世紀〜15世紀半ばといわれています。

ちょうどフランスでは100年戦争ぐらいですかね。
日本では室町時代ぐらいでしょうか。

場所はエチオピアと言われています。

コーヒー伝説は大きく分けて3つあるんですよ。
一個ずつみてみましょうか。

■コーヒー伝説

ゲマレディンの逸話

イエメンのイスラム教師、シーク・ゲマレディンが
エチオピアに旅行したときにコーヒーのことを知りました。

旅行からかえって体調をくずしたゲマレディンさんは
そういえばコーヒーって体に良いんだっけって思いだし
エチオピアからコーヒーを取りよせました。

届いたコーヒーをのんでみると
病気がなおっただけじゃなく、眠気もなくなるぞ!と気づきました。

それをイスラムの修行僧や学者たちに伝え、コーヒーを一気にひろめました。

これがゲマレディンの逸話です。

シェーク・オマルの伝説

イスラムの修道僧をしていたシェーク・オマルは、
神さまに祈って病気をなおしてもらうこと(祈祷)をしていたんですね。

で、たまたま王女が病気をしたので治しにいったら
王女が可愛すぎて恋をしてしまいましたと。
それが王様にバレて国から追い出されちゃったんですね。すげー時代。

そのままちかくの山に逃げたはいいけど、
食べるものがないので洞窟で草とか木をかじりながら生活したんですね。
あたりまえですがしばらくすると体調をくずしちゃいました。

するとそこに美しい青い鳥があらわれて、赤い味を食べはじめたと。
食べるものないし病気だし死ぬーってなったので
美味しそうだしその赤い味を食べると、たちまち元気になりました。
それがコーヒーの実だったんですね。

ちょうどそのとき、追放された国では疫病がはやり、国の危機だと。
それをみかねたオマルさんは、もともと医者だったというのもあり
国にもどり、そのコーヒーの実を煎じて飲ませると
たちまち病気がなおり国の危機をのがれたました。

それを王様に称えられ、国にもどることができましたと。
めでたしめでたし。っていう伝説です。なげーな。

カルディーの伝説

ヤギを飼っていたカルディーくん。
ある日ヤギが夜中に一晩中とびまわりはじました。

ヤギがなにやら赤い実を食べてから急に元気になったのに気づき、
カルディーくんもその実を食べてみました。
すると気分爽快!

さっそく街におりてイスラム修道院の聖職者のところに持っていきました。
が、聖職者はその実は食べちゃダメだと言い、火の中に投げ込みました。

するとそこからとても香ばしい美味しそうな香りが立ちのぼった。
焼けた豆をかき集め、くだいて熱湯にとかして飲んだのが世界初のコーヒーだと言われています。

■で、どれが正しいの?

これだ!っていうのは古すぎてわかってないです。
でもこの3つのうちどれかだろうとは言われています。

が、個人的にいろいろ調べていると、どれも微妙なんじゃないかなと。
カルディー伝説はナイロンという教授が書いた空想の物語だといわれているし、
オマル伝説も『ザ・伝説』ってかんじでツッコミどころが満載だ。

なので今からわたしが考える最有力候補をお話ししよう。

■松本が考えるコーヒー起源説

アフリカにガラ族という遊牧民がむかーしにいたんですね。
遊牧民なんで歩きまわりますよね。ついでに村とか襲いますよね。

そのとき唯一もっていた携帯食が、煎って砕いたコーヒーの実に
脂肪をまぜて粘り気をだしてつくった団子っぽいものらしいんですよ。

それを皮袋にいれて持ち歩いて砂漠こえたりしてたらしいです。

必要なときにちょっとずつ食べて、1個たべたら1日は大丈夫らしいです。すげー。
おなかを満たすだけでもなくて、気持ちを高ぶらせる効果もあったらしい。
なので戦ったりするときに重宝したんだとか。

アフリカのほかの部族も、コーヒーの実をドロドロのおかゆ状にしたり、
果肉や果皮を発酵させてから水と混ぜてお酒にして飲んだりしてたそうです。


ってことで、私はアフリカ原住民説を推します!
残念ながら文献にほぼ残っていないので確固たる証拠はないんですがね。

まぁそのミステリアスな部分も、コーヒーの話を盛りあげるスパイスになって良いんじゃないかなとおもいます。

以上!


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