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松尾友雪〈Yusetsu Matsuo〉
2021年11月20日 13:53
水平線に追い付けない思考が、波間で溺れて息を絶つ。泡は過去と未来からなり、幾千もの可能性の痕跡として忘れられる。懐かしさは一陣の感傷に過ぎない。おやすみ、魂の在処よ。幽霊よ、悲しみは何色だ?境界線をまたいで転がり落ちて行く感覚、人間性が失われて、私は肉体に依存して懐かしんでいるのだろうか?若さは死にたくなる。老いると生きる事がどうでも良くなる。そして、生きる確証を失い、枯れた魂を不死にしようとする