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投資信託とETFの違い

こんにちは!

お金にまつわる話をしている、ゆうとすです。

本日は「投資信託とETFの違い」というテーマで紹介します。

ありがたいことにお金のことを質問される機会が増えてきたので、そのうちからひとつになります。

▼ そもそもギャンブルと思われがち

投資は「お金がふえるか、損をするかわからない」という点で、ギャンブルだ!と誤解されがちですが、投資とギャンブルは目的や仕組みが違ったりします。


投資は、企業が成長を目的に資金を集めておいて、企業活動の利益などを対価として投資家が受け取ることです。

さらに、自分ではできないことを会社などに託すことで、間接的に社会の成長にも一役買っているともいえます。


一方、ギャンブルは、娯楽が目的で、賭け金から主催者の運営料を差し引いた金額を勝敗に応じて分け合う。ゼロサムゲームです。

▼ 投資信託とETFの違い

投資信託とは、

たくさんの投資家から集めたお金を大きな資金としてまとめて、
資産運用の専門家であるファンドマネージャーが投資・運用(国内外の株式や債券を購入)して、その運用の成果として生まれた利益を投資家に還元する金融商品のことです。

投資信託では、複数の様々な資産に分散投資をする仕組みなので、リスクの軽減につながります。

また、少ない投資金額(1万円くらいから)でも効率的な運用ができるようにつくられた商品です。

最近では、100円といった少額で購入できる場合もあったりします。

投資信託には、日経平均株価、S&P500などのベンチマーク(指数)への連動を目指すインデックスファンドや、ベンチマークを上回る成果を目指して積極的に運用するアクティブ運用と大きく2種類あります。

それに対して、
ETFとは、上場投資信託のことで、証券取引所に上場され、株式と同様に売買されている投資信託のこと。

うーん、ややこしい。

ざっくりういうと、

ETFも投資信託もどちらも投資信託なのですが、大きな違いは、上場しているか上場していないか(証券取引所を通じて取引するのかしないのか)の違いです。

▼ 特徴は

投資信託は商品数も種類も多いのですが、ETFは証券会社でのみ取り扱われています。

投資信託は証券会社や銀行・郵便局などでも取扱いがあります。金融機関によって扱っている投資信託が異なり、ひとつの金融機関で全ての投資信託を取り扱っている訳ではありません。

ETFは“上場”投資信託のため、株式と同様に証券会社を通じて証券取引所に買付や売却の注文を出します。売買単位が決まっていて、売買単位ごとで注文します。また、価格は株式同様に市場にてリアルタイムで値動きしており、注文方法は、指値注文と成行注文のどちらでも出すことができます。

運用の特徴は、指数(例:日経平均株価やTOPIXなど)に連動するように運用されていることです。

一方、投資信託は上場しておらず、証券会社や銀行などの金融機関の窓口で購入します。投資信託は通常、注文を出した当日は売買金額(基準価額という)が公表されず、注文した翌営業日に公表されます(投資信託によっては、翌営業日ではない投資信託もあります。)。

ETFと投資信託では、一般的にETFのほうが、購入時手数料や保有期間中の手数料(信託報酬)が比較的安くなっています。

投資信託の中には、ノーロード(No-load)と呼ばれる購入時手数料が無料の投資信託もあります(ただし信託報酬はかかります)。

ETFと投資信託では、どちらが優れている、どちらが劣っているという訳ではありません。どういうスタンスで資産運用を考えるかで選択する、場合によっては両方を組み合わせるなどを考えてみるのも良いでしょう。

▼ 一番大事なのはこれかも

いちばん大事なことを最後に書いてたりするのですが、投資するにしても何をするにしても、

何のためにその手段を使うか?という目的の視点です。

たとえば、老後資金、子供の大学資金や住宅購入資金などといった現実的かつ、達成可能なゴールのことです。

いつまでにゴールを達成したいのか?

投資目標を最初に設定することにより、目標達成に向けた投資計画が立てられ、適切な投資商品が選びやすくなります。

はい、いかがでしょうか?
本日は、ETFと投資信託の違いについて紹介しました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!



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