見出し画像

経済が良くなるとは?

こんにちは!

子どもに伝えたいお金にまつわる話を紹介しています!

さて、本日は、経済が良くなることについて3つ紹介したいと思います。

お金ができる素材はこのnoteを読んでみてください👉

1 経済の活性化

給料が上がって、一人ひとりの「信用」があがると、多くのお金を借りることができるようになります。

すると、金融機関(銀行)はもっとお金を貸してくれるようになります。

収入が多くなったヒトは、よりおおくのモノやサービスを買うことができるようになります。

たくさんのモノやサービスが売買されると、経済が活性化して、元気になります。

この「信用循環」が生まれると、経済は活性化します。

信用によってお金が発生する仕組みは、個人でも、会社でも、国でも同じことが起こっています。

むずかしい言い方をすると、

経済は、一人ひとりの「取引」の足し算で成り立っているので、一人ひとりや企業の「信用」が上がったら、経済全体の取引量は増えて、取引総額も増えて、経済がより活性化することになります。

つまり、「信用」がふえると、たくさんお金を借りることができるようになって、たくさん借りることができるとたくさん使われることになります。

お金を使うと経済はよくなります。

言い換えると

お金は使わないと経済はよくなりません。

2 あなたの支出はだれかの収入に

借金をして使うことができるお金の量が増えると、支出(使ったお金)が増えていきます。

その使ったお金である支出は、どこにいくのでしょうか?

どこかのだれかのお金(収入)になります。

《ちょっと一息》

近所のおじさん「今日のランチ代いくらくらいかな?」

コウスケくん「2,000円くらいかな」

近所のおじさん「そうだね。この2,000円はだれのものになるかな?」

コウスケくん「このお店で働く店員さんの給料や、経営者のお給料になるかな。」

近所のおじさん「そうだね。美味しいごはんを食べて、いいことをしていることになるね!」

このことから、

お金を使わずに貯蓄することは、世の中にお金が回らなくなるということを意味します。

ちなみに、日本では、現預金比率が5割以上になっています。

このことから、過剰な貯蓄は社会全体からすると、あまりいいことではないといえそうです。

貯蓄のデメリットとして、

インフレリスクがあります。

インフレとは、モノやサービスの値段が上がって、お金の価値が落ちることをいいます。 

みんなが借金をして、世の中のお金の量がふえると、売られているモノやサービスに対して、お金の量が増えることになります。

すると、モノやサービスや金融資産の値段があがることになります。

ジュースの値段も20年くらい前は100円くらいだったのが、イマでは120円くらいします。

長期的にみると、インフレは確実に起こっているので、貯金をしていても同じお金では同じモノやサービスを買うことできなくなります。

3 借金がふくらむと・・・

ヒトも会社もクレジット(信用)で買い物ができるようになると、借金が少しずつ増えていってしまいます。

どうしてでしょうか?

多くのヒトにとって借金を返済することよりも、借りるほうが簡単だからです。

人間には欲があって、貸してくれるんだったら、借りて、ほしいものを手に入れたい!と思うのは、自然です。

このことから、借りることは返すことよりも「楽」だから、借金をして返済する前に、ついつい借りてしまうことになります。

ただ、

借りすぎるとどうなるでしょうか?

※ここでの借りすぎとは「返済能力を超えている」ことを指します。

たとえば、あなたの月収が50万円として、毎月の固定費以外に、借りるお金を5万円、10万円と額を増やしていくとどうなるでしょうか?借りた場合金利が発生して、文字どおり「首が回らない」ことになります。

収入で返すことができないほど借金を続けていくと、いつか返せなくなるときがきます

それは個人だけでなく、企業も同じです。

このことから、

借金が収入を超えると、返済できなくなってしまい、返済の負担だけが増大し、いつしか返済できなくなる可能性がある借金は「悪い借金」といえそうです。

一方、ビジネスがまわり、収益をあげることができれば収入があがります。このように、ビジネスの種銭になる「良い借金」もあります。


はい、いかがでしょうか。

お金の仕組みがわかると、日常のなかで飛び込んでくる情報の受け止め方が一気に変わってきます。

さて、本日は、経済が良くなることについて3つ紹介したいと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!


サポートいただいたお金は子どもへの教育に充てさせていただきます。 読んでいただいて、ありがとうございます!