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再生力を極めし者

こんにちは。
子どもにお金にまつわる話をしているゆうとすです。

競泳で有名なマイケル・フェルプスがいます。

彼はトレーニングの中でビデオテープを再生するように、繰り返し完璧なレースを想像する習慣を持っていることで知られています。

かなり緻密。

スタート台から飛び込んでレースを始めて、50メートルを19回から21回のストロークで泳ぎ、ターンして同じストロークで泳ぎ、ゴールに着くと、キャップを取り、手で顔を拭い、電光掲示板を見つめる…

この全てを、頭の中で繰り返しシミュレーションするのである。

秒単位でビデオテープは再生され、朝起きた後、寝る前、レースの直前にマイケル・フェルプスはこの習慣を繰り返していたと言われています。

10代のころからマイケルは練習後にコーチから口酸っぱくして言われ続けました。

マイケルは毎朝毎晩、ベッドの中で完璧に泳ぐことをイメージしました。

プールに飛び込み、水をかき、ターンしてゴールするまで現実に泳ぐような感覚でした。目を閉じて正確に焼き付け、何度も何度も細かいことまで継続して想像していたそうです。

この習慣は彼をアクシデントから救ったと言われている。


オリンピック200メートルバタフライのレース開始と同時に、マイケルはゴーグルの中の水滴に気付き、徐々に悪化すると視界がぼやけていったそうです。

最終ラップでは、白線やゴールまでの距離さえ分からなくなっていたほどでした。

オリンピック本番のレースで視界を失ってもマイケルは冷静でした。

マイケルとコーチは真っ暗な中でも泳ぐ練習をしていたくらいで、「残り何ストロークか」を最終ラップになると考え、18ストローク目にフィニッシュを意識します。19、20と水をかき、「あと1ストローク!」とイメージができたときに壁に手が届いたそう。

電光掲示板にはワールドレコードと表示されました。マイケルには特別なことではなかったそうです。

ここまで、ビデオテープの再生を極めた人はいないかもしれませんが、再現性はありそうです。

たとえば、ビジネスのプレゼンシーン。1分版、5分版、15分版、30分版と自分が話す枠をPP使わずにプレゼンをしてみる。
朝起きた後、寝る前、プレゼン前にスライドを順をおって再生してみる。
機材の故障、相手のリアクションなどシミュレーションはいくらでも可能である。
たぶんここまでする人は少ないから、プレゼンであなたは突出できると思います。

再生力は再現性があって、ぼくたちの役に立つかもしれないと思ったりしました。

今日はこの辺りで。

それではまた!

髪を染めたい欲がでてきました!


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