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いじめられてた時期を振り返ってみる。

今日は
昨日の続き。

自分の嫌な所と向き合うというのを
自分と対談してみます。

ああ、したくない

じゃあなんでするんだって話ですよね

今した方がいい気がしたからです。
理由は、なんとなくそんな気がした。くらいです。

ではいきましょう

以下
枠無し 僕
「」  僕


トントントン

「お帰りください」

ガチャ

「きちゃったか」

きちゃいました。

「やりましょうか」

やりましょう。

「何から行こうか」

じゃ、いじめ編いってみよう!

「急なテンション」

ナイーブなので勢いで持ってこうかと!

「よっしゃいったるか!!」

何急に、こわ

「張り倒したい」

さ、一緒に話しましょう。

状況と心情と。そのあとそれを引き起こした原因や
今身になっていることとか、いきましょうか。

「りょーかい。がんばろっか」

いじめられてたのって、小学6年生の時だよね

「そうだね。学年上がってすぐにはじまったかな」

5年生の頃はクラスも同じで
毎日遊ぶくらい仲良かった子達にいじめられたよね。

「春休みまで遊んでたのに、急に不穏な空気になったのをよく覚えてる。6年生になってから、別のクラスになって。話しかけにいっても冷たい感じでね。何言っても『あ、うん』みたいな反応だったな」

急に突き放された感あったね
で、もしかしてあんまりよく思われてないかもって感じて
居心地悪くなったから違う子と話すようになって。
少し距離があいたよね。

あの時、いじめってどんなふうに始まったっけ

「6年生になって、一週間くらいたった頃だったかなあ。休み時間、普通にクラスで過ごしていたら教室の外にその子達が集まってて。めっちゃでかい声で悪口言われたんだよね」

「アイツってキモいよなー!」って
けらけら笑いながら悪口言ってましたね

「衝撃的だったよね。こんなに嫌われてたのか、まさか自分がいじめられることになるなんて思わなくて。とにかく混乱したね」

みんなに聞こえる場で
みんなに聞こえる声量で言ってたから

一気に「フジタはいじめられてる奴」
っていうレッテルが貼られたよね。

「実際みんながどう思っていたのかはわかんないけど、少なくとも僕はそう感じたね。これからいじめられる生活が始まるんだなと思った」

絶&望

「ほんとに絶望だったね。悪口言われた瞬間、居たたまれなくて、周りの目が怖くて顔があげられなくて、うつむいて泣きそうなのを必死に我慢してその場から動けませんでしたよ」

ぴえんしたいわけじゃないので、続きいきましょう

「少しはぴえんさせてくれメンス」

今少ししたので終了

「はい。じゃあ続きいきます」

「そのあとは毎日、廊下ですれ違うたびに悪口言われてたなあ。当時、体が細くて髪も長かったし、顔立ちは中性的だったから『女みたいでキモい』って言われたり『あんな奴消えればいいのに』『生きてる意味ないよなー』『さっさと死ねよ』とか」

僕もさ

「ん?」

死ねるもんなら、死にたかったよ。

「そう、だなあ。今は生きててよかったと思うけど、当時はね」

それでつらいのが終わらせられるなら、
終わらせたかったよ。

「死にたいと思うには十分なくらい、つらかったよね。けど死ぬのって、怖いじゃん。いじめに立ち向かう勇気も、死ぬと踏み切ることも、僕にはどちらも選べなくてね」

ただ、ひたすら我慢して、
消え入るように生きてたね

「顔を合わせると悪口言われるから、とにかく会わないようにしてたね。休み時間はどこか人のいない教室にいったり、廊下に出る時はおそるおそる周りを確認して、いじめっ子がいないことをたしかめてから出たり、教室ではなるべく隅っこで目立たないようにしたり」

怯える日々でしたね。

そういえば、周りをキョロキョロ見渡すクセって
この時からできたのかも

「あー、確かに。この時からかもね」

街歩いてる時とか、知らない土地は特に
周り見ながら歩くよね。

「好奇心だと思ってたけど、恐怖心からだったね、意外」

話がそれたね
つづきいきましょう

「とにかく存在感を消そうと努力してたね。けど同時にいじめられてるストレスがすごかったのか。友達に超暴言吐いたりしてて、口が悪い嫌な奴だったね」

その友達も、遊んではいたし仲良かったけど
同じように口悪く暴言吐きあってたね

あれほんとに仲良かったんだろうか

「今思うと疑問の残る友人関係だったかも。けど、いじめられてる僕にとってはほんとに貴重な友達だったよ」

そういえば

いじめっ子達が、僕の仲良くしてた子達に
『アイツきもいから関わらない方がいいぞ』って
ふきこみまくってたらしいよね。

「言ってたらしいね。それなのに一緒に遊んでくれてた友達には、感謝だよ。ありがたかったなあ」

自分もいじめらるかもしれないっていう危険があったのにね。

「そんな時期を、まあ、6年生の間はずっと過ごしてましたね」

その時に、恩師の先生と出会ったんだよね

「そうそう」

卒業も近づいてきた、3学期だったな

「冬休み明けて少し経った頃かね」

卒業式の練習がたくさんあった時だよね

「そう、式の練習とか、みんなで合唱する歌の練習とかで、学年全員でよく集まる機会があったんだよね」

いつもは別のクラスだから、逃げられてたけど
合同だと、どうしても逃げられなかったよね。
一緒の空間にいるからさ。

「始めは頑張って行ってたんだけどね。練習中もニヤニヤこっちを見てるのがわかるし、間の休憩時間の度にこっちきて悪口言うしで、我慢できなくなってサボり始めたんだよね」

みんなが練習している間
保健室いってきまーすっていって抜け出してたよな

「けど保健室行くと、体調悪くないのがバレるから。みんながいない教室に戻ってこっそり隠れて時間が過ぎるのを待ってたね」

小6の悪知恵!真似しちゃいけないよ!

「で、いつもサボる訳にはいかないから、たまには保健室いかなきゃなって思って行ったんだ」

たまには保健室っていう謎の行動

「その時、保険室の先生と、後々恩師になる、特別クラスの先生がたまたまいてさ。体調悪いですって言ったら体温測ってみてって言われてね」

体温測ったら見事に正常だったから、
『ちゃんと戻りなさい』って恩師の先生に怒られたんだっけ

「けど戻ったらいじめられるから、どうしても戻りたくなくて。嫌だ嫌だってその場から動かなかったら、とうとう泣けてきてしまって」

先生がびっくりして
『どうしたの?』って声かけてくれたね

「助けて欲しかったけど、すぐには『いじめられてます』なんて言えないんだよね。先生に言って、いじめっ子達が怒られたら、さらに自分がいじめられるかもしれないって怖さがあったから。それでずっと我慢してきたし」

なのによく言えたよね
いじめられてるんだ。って

「先生が言ってくれたことが、大きかったかな」

なんて言われたっけ

「『言いにくいかもしれないんだけど。もし、いじめられてるなら、教えてほしい。私はいじめは絶対に許したくない。助けてあげたい』って」

書いてて涙が出てきております。

「私もです」

助けてあげたいっていう意志と
いじめを許したくないっていう信念が

たぶん、小6ながらに感じられたんだろうな

「そこで初めて話したね。自分はいじめられてますって。言うのは怖かったし、知られるのが凄く恥ずかしかったな」

『誰が、どんないじめをしてるのか』って
ボロボロ泣いてうまく話せなかったけど

時間かけて聞いてくれてたね

「聞いた後、先生が怒ってくれたのが嬉しかったね」

その子達に?

「ううん。『そんなひどいことするなんて、許せない!』って、その場でね。僕はずっと怒れなかったから、代わりに怒りを感じて表現してくれたのが、なんだか嬉しかったんだ」

なるほどね。

「その頃からかな。恩師の先生は学校内で、特別支援学級っていうクラスを持ってたんだけど、そこに通うようになった」

クラスにうまく馴染めなかったり、
個性の関係で授業が受けづらかったりする子達が

普通のクラスに行く代わりに通うところだったね。

「6年生になって、初めて学校内に安心できる場所ができたよね。ここなら安全だ、守られてるって感じましたよ」

少したった頃、父親に連絡が行ったんだよね。

「先生が、親御さんにも話して大丈夫?って聞いてくれたんだ。正直嫌だったけど、別のクラスに通う理由はちゃんと話さないとってことで、先生から連絡してくれたんだよね」

そしたらパパがまさかの反応してきて
余計に傷つくっていう事件がありましたね

「3000文字になっちゃったから、それは次書こうか」

イエス!

「じゃ、聞いてくれてありがと」

がんばったなおれたち

「がんばったよ」

また来るよ

「おー。ちゃんと終わらせようね」

じゃ!

「またな」

ガチャ

バタン


つづきはまた書きます。

いじめられてることを書いていますが

僕は、人をいじめていた時もたくさんあります。
こんなに辛い思いを、
違う誰かにさせてしまっていた時期があります。

なので
僕は当時いじめられていたときに
「人をいじめたからバチがあたっているんだ」と

いじめてしまった子達にはなんの罪滅ぼしにもなりませんが
勝手に、罪を償っているような気持ちになっていました。

身勝手なものですよね。

僕は、
可哀想な人だと思ってもらいたかったり

向き合っててえらいね!とか言われたくて
こうして書いている訳ではありません。

いやウソつきました。
ほんのちょっとだけありました。

御免!!

まあ、なぜ書いているかといいますと

こんなにも嫌だったと感じる出来事でも

何か意味あって
僕の人生で起きていると考えたくて。

今の僕に、どう繋がっているのか
何の役に立っているのか

それがしりたくて、書いています

じゃあ、一人でやれよと思うかもしれませんが

『自分の嫌な部分を人に知られる』という恐怖も
同時に克服したいので、こうしてブログに書いています

今回で2回目ですが
公開するのがやっぱり怖くて

手がガタガタ震えております。

地球が震えてるのか
僕が震えてるのか

わからなくなるほど震えております。

ここまでがんばってみたので
次回も、がんばって書いてみようと思います。

それでは!

今日も皆さんが
自分の人生を、誇らしく思って生きられますように

フジタ

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