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退職代行は甘えなのか?

退職代行がテレビでも取り上げられるようになり、かなり一般性が増してきていると思います。

ですが、まだまだ批判的な人が多いです。

自分のケツは自分で拭くという固定観念

日本には古来、切腹という文化がありました。

難しいことはここでは書きませんが、要するに日本は自分で処理することに重きを置いている文化だと言えるのです。

つまり、今後新しい退職代行業者がどんどん現れても、批判的な人はなかなか減らないということです。

これはどういうことかと言いますと、たとえ世間的な認知を得たとして、普通に退職代行という手段を取れるようになったとしても、

退職代行を使わずに辞めている人が評価される

という風潮が強くなっていく、と考えられます。

退職代行を使うべきかどうか

退職代行を実際使うべきかどうか?ということですが、結論から言いますと、

余程のことがない限り使うべきではない

と私は考えます。

逃げ癖が付くとかそういう精神論を言いたいわけではありません。

使った後後悔する可能性が高い

からです。

辞めるということは始めることよりもずっと面倒です。

酷いパワハラに遭った。
長時間労働を強いられた。
精神的に追い詰められた。

ですが、その会社に入ろうと決めたのは自分自身です。

日本が自分のケツを自分で拭く美学から脱却しない限り、円満退社した人を評価するのは当然です。

だから、簡単に退職代行を使うべきではないのです。

社会人になって精神疾患になった私から一言

私は2016年に社会人になってから精神崩壊を起こし、精神疾患になりました。

約8年経った今も後遺症を引きずっています。

日本では、精神疾患になろうが、人身事故で人が死のうが、退職代行で辞めようが、すべて自己責任で片付ける社会です。

まだあなたに考える余裕があるのなら、今一度退職代行を使うべきかどうか考えてみてほしい。

とりあえず今日、当日欠勤してじっくり考えるのも全然アリです。

少しでも参考になれば幸いです。

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