【Vol.2】「フリーランスの案件はこうやって取る！」僕が実践した案件獲得方法
フリーランスの猿渡です！
「自分のやりたいことを実現し幸せに生きていく」をテーマにまずは自らが好きな様に生きて経験を皆さんに伝えています！
今回から3回に渡って「好きなことをしながら生きていく方法」というテーマでnoteを書いています。
7/29のnoteでは「サラリーマンだった僕が海外で自由に生活するために実践した2つの考え方」と題して好きなことをしながら生きていくための心構えとマインドセットの方法について書いていきました。
詳しく知りたい方は以下よりご覧ください
↓↓↓ 前回の記事はこちら
今回は「「フリーランスの案件はこうやって取る！」僕が実践した案件獲得方法」ということでフリーランスとして独立後どのようにして案件を獲得して行ったかや、やっておくべきことなどを書いていきます。
＜僕は営業をしたことがない＞
僕はフリーランスになってから自ら案件を取りにいくような営業をほとんどしたことがありません。ありがたいことに案件のご相談をいただいてプロジェクトに参画させていただいています。
これはフリーランスに転身したからといって誰でも同じように案件の相談がくる状態になるわけではないと思います。
僕も何もせずに現在の状態になったのではなく、ここまでにとあることに取り組んできた結果、現在の状態が構築されています。次からは具体的に何をやっていたのかを書いていきます。
＜強いつながりと弱いつながり＞
皆さんは強いつながりと弱いつながりという言葉を聞いたことがありますでしょうか。
これはマーク・グラノヴェッターというアメリカの社会学者がソーシャルネットワーク理論に関する論文を書いた中で登場している言葉たちです。
【弱いつながりとは】
挨拶を交わした人、SNS上でのつながりなど比較的弱い関係性の人脈。
▼特徴▼
・遠くにある幅広い情報を効率的に手に入れることができる
「知の探索に向いている（アイディアの想像）」
【強いつながりとは】
会社の同僚、家族、友人、顧客など関係性の強い人脈。
▼特徴▼
・信頼関係や深い議論ができる
「知の深化に向いている（行動の落とし込）」
イノベーションを起こすにはこれらの強いつながりと弱いつながりとの両方が必要であり戦略的に組み合わせることが大事だと言われています。
これを見た時に僕はこれまで強さ・弱さ関わらず人との繋がりを構築していくことをほとんどしていなかったことに気がつきました。
＜何をやったのか？＞
改めて僕は今の自分で何ができるかを考えました。
すごく安易に思いついたのがSNSを活用しながら弱いつながりの構築に動いていくことでした。しかし、プライベートで友人と繋がる程度しかSNSを活用したことがなかったため何から始めて良いかいまいちやり方が思い浮かびませんでした。
一方で私は普段から営業を行なっていて直接人とお話をしながら何か物事をすすめたりすることが得意とまではいわないものの苦手ではないなと感じているところがありました。
そんなところから「強いつながり弱いつながり」いずれも必要なのであれば僕はまず直接的な「強いつながり」を作りにいこうと思いました。※当時働いていた会社でも人との繋がりを強化して営業をしていこうという方針だったということも後押ししてくれました。
僕が実践した具体的な方法としては非常にシンプルなもので毎月新規で100名様と対面で直接お会いしていくというものでした。
お会いした100名様全てが今後も繋がるわけではないとは思っていましたがその中から今後も継続してお会いできるような方々がいらっしゃるのではと仮説を立ててスタートしたのです。
ただし100名に会うというのはそう簡単ではなく少し工夫が必要でした。1ヶ月を31日と考えた場合1日当たり3名以上とお会いする必要があります。
1対1で30〜60分お会いすればそれだけで3時間は必要ですし。他の業務や休日は別の予定で人にお会いすることに時間が割けないこともあります。
そのため僕はなるべく1対1ではなく1対nで人とお会いできる場面を作るように意識をして企業が開催するイベントに出席したり、自ら交流会を主催するなどの行動を起こしていきました。
特にイベントは月15日以上参加しておりそこに出席されている方々にお声がけをしていくというナンパのようなことをひたすらやり続けていました。
そんなことを続けていると月に100名の方とお会いすればその中から5%ほどの方とは波長があい、食事をしたりカフェでお茶を飲んだりと徐々に「強いつながり」へと移行していくことになりました。また、そこから当時の営業のお仕事で多くの案件を受注することができるようになり始めたのです。
僕が現在営業をすることなく案件を獲得できているのは実はこの時構築することができた「強いつながり」からうまれています。僕がフリーランスとして活動をしていくことになったことを皆様に報告したところ様々なお仕事のご相談をこの時お会いし、お話をしてきた皆様からいただくことができました。
＜案件獲得のためにやるべきこと＞
自分がアクションしてみて学んだこととしては
・「強いつながり弱いつながり」のいずれも繋がりの母数が必要である
・繋がりを構築しても短期的な利益（報酬・案件獲得等）はでずらい
僕と同じように直接人とお会いしながら「強いつながり」を構築しても良いですし、TwitterやInstagramを利用して多くの方と情報のやりとりができる「弱いつながり」を構築してもいいと思います。
手法はどのようなものを選択しても問題ありませんが共通しているのは時間をかけて母数を作っていくことになるということです。
＜独立時にやっておくべき手続きや準備＞
この章ではフリーランスとして独立した際に僕が実行した最低でもやっておくべき手続きや準備について書いていきたいと思います。
ネットで調べていると様々な情報が出てくるのですが実はそんなに複雑な手続きはありません。それぞれ詳しく説明していきたいと思います。
（必須のやるべきこと）
①開業届・青色申告承認申請書の提出
フリーランスになる際には、税務署へ開業届の提出を行います。開業届は開業から1ヶ月以内に提出しなければなりません。(1ヶ月を過ぎたとしても受理されます)
またここであわせて青色申告承認申請書の提出も行いましょう。こちらは開業から2ヶ月以内の提出で問題ないのですが同時に出してしまった方が懸命です。青色申告承認申請書は提出することで確定申告の際に65万円の所得控除が受けられて税制上非常に有利になります。
【提出方法】
・税務署の窓口へ直接提出する
・郵送で提出する
・e-Taxでオンラインから提出する
開業届と青色申告承認申請書の作成は、会計ソフトの利用がおすすめです！僕はfreee開業というサービスを使って書類を作成し、税務署に郵送で提出しました。
使い方は非常に簡単で簡易的な質問事項に回答するだけで無料で必要な書類の制作が即日で可能です。
②健康保険から国民健康保険に切り替える
会社員時代多くの方が社会保険に加入されているかと思いますがフリーランスになると国民健康保険に切り替える必要があります。期日の目安は退職後14日以内となります。お住まいの市区町村の役所にて切り替えが可能です。
③厚生年金から国民年金に切り替える
こちらも健康保険同様、会社員とフリーランスでは年金の種類が異なります。会社員の場合は国民年金＋厚生年金に加入する構成になっておりますが、フリーランスの場合は国民年金のみになります。期日の目安は退職後14日以内となります。お住まいの市区町村の役所にて切り替えが可能です。
③仕事用口座の開設
独立後は税金の計算を自身で行っていく必要があるため、事業の支出や利益を管理するためにも専用の口座を開設することをおすすめします。
（任意のやるべきこと）
①クレジットカードの作成
収入面での不安定さから信用を得るのが難しいため、クレジットカードの審査が通りにくくなります。比較的審査が通りやすい社会的信用のある会社員のうちに発行しておくことが懸命です。
②不動産の賃貸契約
クレジットカード同様に、賃貸契約についても収入面の不安定さから審査に通りにくくなります。
連帯保証人や保証会社のサポートを受ければ契約できないこともありませんがここを調整をしたり追加で出費が出るくらいであれば会社に在籍している期間に契約を済ませておく方が望ましいです。
③会計ソフトの契約
独立以降は自身で見積書や請求書の作成及び売り上げ・経費の管理をする必要があります。それぞれ独自の方法で実行しても良いのですが現在はクラウドの会計ソフトと呼ばれるものが幅広く普及しております。導入によって煩わしい確定申告の書類の作成も即日発行できるため契約を検討されることをおすすめします（金額も月額数百円台からプランが存在します。）
＜最後に＞
今回は僕がどのようなアクションをして案件を獲得しているのかや独立時にやっておくべきことについて書いていきました。
僕はつながりを皆様と持たせていただいたことによってフリーランスとして活動しながら海外で好きなことができています。以前の「強いつながり」を持っていない自分であれば絶対に今の状態を作ることはできませんでした。
次回はフリーランスになって肝心の報酬は実際にどれほどの得ることができているのかについて書いていきます。(次回のみ有料)
リアルな収入事情を把握することができると思うので独立を検討されている方は参考にされてください！
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