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ありのままの自分が素晴らしい!✨

ありの〜ままの〜すがた見せるのよ〜♪
ありのままの自分のままで、十分最高なんです!

「もっとやらなきゃ!」

「もっと頑張らなきゃ!」

って思ったりすると思うんですけど、十分ですよ!
大丈夫。十分、頑張って生きているから!
自分の幸せにもっと目を向けてもいいんだよ!

自分自身がどんなに素敵な人なのか気づけていますか?
自分自身を褒めること。
私も含め、日本人にとっては簡単ではない。と思いますが。。

今のままで、十分頑張っているから!
自分のことをたまには褒めて、認めてあげてくださいね!

メンタルコーチの桜井 和奏さんに、
自分自身を認めることについてまとめてもらいました!

▼こちらから!どうぞ!!

「ありのままの自分を認めよう」

そんな言葉をよく耳にするのではないでしょうか。

非常に抽象的な表現なので、分かったような分からないような気もしますね。

そこで今回は、

①「自分を認める」ってどんな状態?
②なぜ自分を認めることが大切なの?
③どうしたら自分を認められるの?

この3点に絞って話していきます。 

そして大前提として
「自分を認められるようになる」
この状態になるのは時間がかかります。

当たり前ですが、生まれた時からの環境によって個人差があります。
ですので、
まずは「自分を認めることって大事なんだな〜」

くらいの気持ちで読み進めていただけたらと思います(^^)

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①「自分を認める」ってどんな状態?

突然ですが、
あなたは今、ポジティブな面もネガティブな面も

『I'm OK!』『I'm not OK』

そのままの自分でいいと認められますか?

これはアドラー心理学で用いられる表現ですが

人間は誰もが不完全であり、
良い自分、好きな自分、悪い自分、嫌な自分、
その両方があるからいい

また、

・失敗して落ち込む

・人間関係が上手くいかない

・将来に不安を感じる

そんな時にも自分に対して「大丈夫!」と自信を持つことができる状態

これが所謂『自己受容感』です。

【自分を認める=自己受容感を高める】

この自己受容感が高まることで

少しずつ「折れない心」が培われていきます。

じゃあ、
「自己受容するってどんな感じ?」


人気カウンセラーの中島輝先生はクライアントに
自己受容感について伝える際、
禅の言葉をよく用いています。
これが自己受容感を理解する上で分かりやすいのでご紹介しますね。

「八風吹けども動せず、天辺の月」
ここで表現されている「風」は心の中に吹く煩悩を表し、八風は以下の4つずつに分けられます。

こういう風が吹いたらいいなと願う煩悩を「四順」
・利(りこ)…自己の利欲に囚われ、自分だけはと願う心
・誉(ほまれ)…明聞名誉にこだわり、褒められたいと願う心
・称(たたえ)…人々から称賛されたいと願う心
・楽(たのしみ)…享楽にふけり、楽をしたいと願う心
こういう風は吹かないでくれと願う煩悩を「四違(しい)」
・衰(おとろえ)…気力、活力の衰え、人生の衰えた姿
・毀(けなし)…他の人から批判され、けなされる姿
・譏(そしり)…他の人から、そしられる姿
・苦(くるしみ)…人生の苦難、苦境にさらされる姿
すなわち、

こうした風に吹かれても空に浮かぶ月のように
動じない心を持ちましょう
これが自己受容感を高めていく上での

ゴールとして目指す姿とも言えるでしょう。

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②なぜ自分を認めることが大切なの?

『自己肯定感』という言葉をきっと聞いたことがあると思います。

その中でも特に、

この「自己受容感」は根底を支える重要な要素なのです。

そもそも仕組みとして知っておいて欲しいのですが、

自己肯定感は「6つの感」によって支えられています。

①自尊感情→自分には価値があると思える感覚
②自己受容感→ありのままの自分を認める感覚
③自己効力感→自分にはできると思える感覚
④自己信頼感→自分を信じられる感覚
⑤自己決定感→自分で決定できるという感覚
⑥自己有用感→自分は何かの役に立っているという感覚
そして、
この6つの感は中島輝先生の著書の中で
分かりやすく「木」に例えて説明されます。

中でも自己受容感は木の「幹」にあたる重要な要素で
しなかやに育っていないと木は折れてしまいます。

つまり、
「自分を認めること」ができないと
自己肯定感全体を支えることができず
バランスが崩れてしまうのです。


ダメだと思っていることも、それはあなたにしかない個性です。
強い面も弱い面も、「あなたらしさ」です。

周りからの同調圧力で
「〜でなければならない」
「〜であるべきだ」
そう感じてしまうこともあるでしょう。


だからこそ、
「あなたらしさ」ってどんなこと?
に気がつき、尊重していくことがとても大切になります。

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③どうしたら自分を認められるの?


自己受容感が高まることで
他人からの評価はどうであれ「私は私」
何かに失敗した時も「大丈夫◎」

そんな風に、
ネガティブ沼にハマることなく
自分の中の肯定的面をスッと見出すことができるようになります。

そしてどんな風が吹こうとも
しっかり地に足をつけ、しなやかにしなり、
また元に立ち直る回復力を持つことができるのです。


ではどうしたら自分を認められるようになっていくのでしょう。


これには沢山の方法が存在すると思いますが、
私の中で今すぐ実践できる簡単な方法をお伝えします。


それは、

心の中でネガティブな感情が浮かんだら
語尾を「〜と私は感じている。」
に変換すること。

たったこれだけです。


例えば、

試合で活躍できず、むしろミスばかりしてしまった。

「うわ〜最悪だ〜。私って本当ダメだなぁ。」

そう考えていると脳は「自分はダメなんだ」と判断し、ネガティブな思考から永遠に抜け出せなくなります。

しかし、先程の状態で
すかさず語尾に「と私は感じている」を付け加えると

「うわ〜最悪だ〜。私って本当ダメだなぁ…と私は感じている」


ここで負の感情が一度ストップされ、
客観的に自分の感情を受け止めることが出来るのです。


とにかく負の感情が心の中で浮かんだならば
その都度「〜と私は感じている」を付け足す。

まずはこれを繰り返し癖づけしてみてください。


また、この手法は心理学や脳科学的に
『if-then プランニング』と呼ばれるテクニックを利用しています。


「もし〜が起きたら、〜をする」

これを予め決めておくことで、
負の自動思考の流れを断ち切ることが出来るのです。

なぜなら

人間の脳神経は「XならばYを実行する」という命令に反応しやすいといわれているからです。


このように
まずは自分の感情をそのまま受け止める癖をつける

これが
自己受容感を高めるための第一歩です。

その上で、自分がどんな時にどんな感情を抱きやすいのかを知る。

そしてそのうちに

「今こんなふうに感じてるな◎」

「私こんな時こういう気持ちになりやすいな◎」

「もし〜と感じたら、一度深呼吸しよう◎」

などなど、心の中の声かけも変えていってみてください♪

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最後に、
冒頭でも話しましたが

大前提として
すぐに自分を認められるようになるのは難しいです。

まずは自分を受容することの大切さを理解し、
そこから少しずつ行動していきましょう♪

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

メンタルコーチ 桜井 和奏


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