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六甲おろし

どうも、朝から公園で素振りしながらnoteの記事を考えていたら、掃除のおばさまに「仕事はサボったらダメよぉ」って近隣に響き渡るお告げをいただいたたなかです。
#サボってへん!
#身体動かしながらの方が書けるの!
#ぴえん

ぼくは野球好きでして
大阪出身ということもあり
小さい頃から「阪神タイガース」のファンです。
#オリックスファンでもあります

今年は、本当に強いです(笑)
ファンとしてはこのまま
「Vやねん!」といきたいところ。

さて
阪神タイガースの歌は通称「六甲おろし」
ということはあまりにも有名です。

ろ〜っこお〜ろ〜しに〜さっそっおうと〜

と、冒頭に出てくる六甲おろし。

これ、そもそもなんだと思いますか?

漢字で書くと「六甲颪」となります。

実は六甲颪は気象現象の名称の一つなんです。

そもそも
山から吹き降りてくる風のことを
「颪風(おろしかぜ)」と言います。

それをもじって
「六甲山」から吹き降りてくる風ということで
「六甲颪(ろっこうおろし)」と名付けられました。

これは、阪神地域(西宮市や神戸市など)
の局地的な現象です。

地図で俯瞰して見ると

こんな感じで
山越えの北寄りの風が吹きます。

どういう時に起こりやすいかというと
一つは冬型の西高東低の気圧配置の時。

このように
等圧線が縦方向に混み合う時なんかは
山から北寄りの強い風が吹いてきます。

もう一つは
六甲山の南東方向に低気圧が位置する時

低気圧の中心に向かって
風が巻いてくるときに颪風は起きやすいです。

よくよく考えてみると

このように颪風は
冬型や低気圧が発生しやすい時期(秋〜春)
に限られてくるため…

プロ野球のシーズン中って
あんまり六甲おろしにならないんですよね(笑)

地図で甲子園球場をみると

仮に
六甲おろしが吹くと、山側から来る風なので
バッターからしたらとってもありがたい追い風になるんです。

でも、シーズンど真ん中の夏場って
海側よりも山側の方で著しく気温上昇するため

山側の空気が軽くなって上昇気流が起こり

ライト(海側)からレフト(山側)に
いわゆる「浜風」が吹くんですよね。

左打者泣かせの風が吹きます。

だから、六甲おろしは
シーズン中はあまり味方になってくれないということです(笑)

なんで六甲おろしになったんだろう…

追い風っていう意味を取れば
7回裏に音頭をとって景気付けに歌って
この勢いでガンガン行こうぜー!!

っていうことになるんだろうか…

詳しい方、教えてください(笑)

そんなこんなで
六甲おろしの意味と現象についてお伝えしました。

あすからはいよいよ交流戦。

初戦は千葉ロッテマリーンズですね。

こんな世の中なので、大声で叫べませんが

六甲おろしを心の中で歌って
猛虎打線に火をつけましょう!🐯🔥

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