言葉にするのは容易い

人は大なり小なり言葉にできない何かを抱えてる

そうゆうものこそ、案外言葉にしやすい

いや、それは違うと言うかもしれない

でも案外、言葉にしようとすれば言葉に出来るのだ

それでも、それは言葉にしてはいけない。言葉にすればそれは損なわれてしまう

それを人は本能的に察知する。だからそれを言葉にできない

そうゆうものを言葉にするのには覚悟がいる

知識ではない、覚悟だ

覚悟は時に人を強くする

しかし、自分が強くなるというのは誰かを弱くするというのと同義だ。何かを得るためには何かを損なう必要がある。これは運動の第三法則

今日も、僕は言葉にならない言葉を思考する

それは明日も明後日も

未だに覚悟というものは僕の前から滑り落ちているみたいだ

それでもやはり、言葉にするのは容易いのだ

覚悟がなくとも言葉にできるときがある

そういうときには注意しなければいけない

覚悟は意識的に誰かを弱くするが、それは無意識的に誰かを弱くするのだ

今一度心に留めるべきは言葉にするのは案外容易いということだ