「英語が話せない…」を10秒で解決する方法！　もっと気軽に英語を話そう！

「どうしたら英語が話せるようになるの？」

永遠の悩みですね。

その昔、こんなことがありました。

妻と行った新婚旅行。
明朝が早かったので、ホテルでタクシーを予約したかった。でも、なんて言ったらいいのか・・・
Could you … taxi … モゴモゴ
そしたら横から妻が「Taxi, tomorrow morning, please!」と言い、一瞬で解決。

いままで勉強してきた英語は何だったんだ・・・

そう、英語を話すのは大変です。
ペラペラ話すのが、山の頂上だとすると、「自分はまだまだ1合目だ」と思うかもしれません。

ところが！　実は少し視点を変えるだけで「5合目」まで、すぐに行けちゃいます。それもたった10秒で。

1秒まとめ

「正しい英語を話さなきゃ」の呪縛を忘れよう！

「正しい英語を話さなきゃ」の呪縛

「正しい英語」というプレッシャーは、私たちにとって、呪いのような言葉です。でもそうすると、逆に伝わらなくなること、ありませんか？

・早口になって、口が回らなくなっちゃった
・自信がなくて小声になっちゃった。

その結果「Sorry?」と聞き返されて焦る。私もよくあります。

「英語を話す」5つのレベル

そこで、英語のハードルをもっと低くするために、5つのレベルに分けてみましょう。

冒頭のシチュエーションを使いましょう。
「ホテルのフロントで、明朝のタクシーを予約したい」

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Lv.1: キーワードだけ伝える

"Taxi … tomorrow morning … please"
何の話をしたいのかは、ほぼ伝わります。90%は通じるでしょう。

Lv.2: 発言のトーンを伝える（質問、要求、クレームなど）

"Can you … taxi … tomorrow morning?
「Can you」と言えば「ああ、お願いしたいんだな」と伝わります。
そして「taxi, tomorrow morning」と続ければ、もう完璧。95%まで行けるでしょう。

Lv.3: 文章にする

"Can you get taxi tomorrow morning?
動詞「get」が入ることで文章になりました。文法的には完璧じゃなくても、さらに伝わります。99%まで来ました。

Lv.4: より明確な文章にする

"Can you book a taxi for me for tomorrow morning?
さらに洗練された表現に。ネイティブとほぼ同じレベルで、99.9%以上伝わります。

Lv.5: ニュアンスを洗練させる

"Could you please book a taxi for me for tomorrow morning?
さらに丁寧な言い回しになり、完璧な表現です。

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英語を話せる、とはどこから？

ここで大事なのは、「英語を話せる」という点では、Lv.1でも十分ということ。

英語を勉強していると、「もっと完璧に話さないと」って思いがちですよね。

例えば「Can you get taxi for me tomorrow morning」とXで呟こうものなら、「Can youは失礼」とか「get taxiは変！」とか「冠詞がないよ！」なんて英語警察の摘発にあいそうです・・・

でも、いちいち完璧を気にしていたら、英語を話すのがどんどん怖くなってしまいます。
私は、ヨーロッパの大陸側に住んでいます。ここでは、全員が英語非ネイティブですが、Lv.1-3で英語をバリバリ話す人は、たくさんいます。

何より大事なのは、まず伝わることです。Lv.1でも全然OK！

シンプルに、気にせずどんどん話してみましょう！