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古い情報は役に立たない

書きたいことはたくさんあるのに、ゆっくり考えたり、練ったりする時間がない。今日は12月30日

週3回以上の更新をするため、昨日仕事納めしながら感じたことを少し書いてみる。業務のデジタル化とかICTの活用とか自分たちの業界でも目指していく方向ではあるけれど、機器の導入・活用より先にやらなくてはいけないことがあるんじゃないかと。ネットやウェブ上に情報公開したり、書類のダウンロード画面が出ていたりするけれど、中身の更新がされていないページが本当にたくさんある。ありすぎる。真面なページの方が少ない。

すごく立派なホームページがあっても、情報が古すぎて役に立たなかったり、行政のホームページからダウンロードした書類の日付けが「平成」のままだったり。加算関係も最新のものが貼ってなければ修正して差し替えになって2度手間、3度手間。そのページが立派であるほど、現状のその組織とか事業所のお粗末さ加減が想像されて、逆に恥ずかしいな~って感じる。

WAMNET だとか情報公表サービスとか、一応のプラットホームはあるのに中身がスカスカ。ネットで検索するとたくさんの情報が出てくるけれど中身はほとんど公表サービスの丸写し。古くて代わり映えしない情報をこれでもかと確認するのは時間の無駄。既存のシステムに手を加えて改良しようって姿勢が全く感じられない。情報公表サービスの事業って公費じゃなかったっけ?

webとか情報機器を使いこなして業務を効率化しようってことはこれから先大事にはなってくるだろうけど、もっと大事なのは、その作業とか業務を、誰が責任持って行うかってことを決めること。これをやったよ、で完了ではなくて、それを継続するための仕組みを作ることがより大事だと思う。

これからのキーパーソンはネットでの情報収集を常とする人達。放置したままのホームページを晒してるとそれだけで評判を落とすことにもなりかねない。

まあ、不慣れな相談員に算定要件とか加算とか確認しても要領を得ない返答があったりするから、ネット情報の適時更新なんて先の話だろう。どんなにITが進歩してもそれに携わる人が基本をしっかり理解することが大事なんだと思う。立派な理念や方針を立てて目指す方向を示すのは、大事なことだけれど、その先、それをどう実現して継続するのか、具体的な手順に落とし込むことがもっと大事だと思う。