オンラインの憂鬱

遠くまで出かけなくて良いので、時間的には助かるんだけれど、馴染めない感じ。入室テストは無事終わって次回からzoomを使用。デジタルにも慣れていかなくちゃこの先、辛く厳しくなるから頑張って参加しなくちゃだけれど、アラ還の錆びた頭には中々入っていかない。
対面で空間を共有してのグループワークでさえ、言いっぱなしでまとまらない。議論討論になっていないのに、オンラインでの話し合いって絶望的じゃないかと思う。自身の学びにすれば良いって割り切るけれど、成果が期待できないことに縛られるのが、苦痛。その時間、大人しくそこにいて、そこそこそれっぽく発言すれば良し、やっつけ仕事感満載。これって誰のための研修なのかと思う。協会とか厚労省の「仕事やってます」だけに協力してるんだろう。
同じ時間使って同じような学びを目的とするなら、もっと違うやりかたあるだろうよって思う。日々の業務の中に成長の種があって、気づいて実践を重ねて試行錯誤していくこと、日々の途中で振り返りをすること、身近で小さな気づきを重ねることが、いずれ大きな実をつける。

数年毎の法定研修も定点観測的に自身の成長具合とか同業者の中での自分の力量みたいなものを把握するのにメリットはある。ただ、その内容がお粗末で、現役でケース目一杯担当して働いている者にとっては、負担が大きすぎるように思う。