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オーストラリア日記④

オーストラリアに来てから6ヶ月目に入った。
半年だ。もう折り返し地点だなんて早すぎる。
いつも言ってるけど本当に時間が早すぎる。
さて、それでは最近のわたしを振り返ろうと思います。多分ちょっと長め。

4ヶ月間語学学校に通って、学校が終わったと同時にすぐ翌日にフランスへ旅立った。まるで教育実習の時みたいに。
教育実習をしていた時も終わったと同時にすぐ翌日にパリに旅立った。
どうやら6年前も今も全然変わってないみたいだ。笑


久々に母と妹との再会をヨーロッパで果たし、夏のヨーロッパを堪能した。
実は最初はこの旅行に行くつもりはなかった。
オーストラリアにいる時間は限られているのに、ヨーロッパ旅行をしていいのかと、少しだけ思っていたのだ。
いや、でもこんなふうに旅が母と妹と一緒に出来るのも、これを逃したらいつになるか分からない。
妹が来年就職をすればそれは難しくなるだろうし、私がワーホリをしていなければ自由に彼女らに合わせることもできない。母も歳を取ればもしかしたら、旅行に行くことが難しくなるかもしれない。
いつだって「今」できるチャンスがあるなら、「今」するべきなのだと思う。次のチャンスはいつになるか、そもそもあるかも分からない。
できるチャンスがあったのに、タイミングを逃して後悔はしたくない。

そしてシンプルにやっぱり私は旅が大好きなのだ。
行かない理由はなかった。

カンヌ
モナコ
ニース
ブリュッセル 
パリ

ヨーロッパ旅行に行って120%正解だった。
やっぱり、わたしは旅にかける時間とお金は惜しみたくない。わたしの中で、それは最も価値のある時間とお金の使い方なのだと改めて思った20日間だった。

ヨーロッパ中にまたもや、旅のチャンスが訪れた。
友達が急遽タスマニア旅行に誘ってくれた。
もちろん、わたしの返事は”YES”の一択だった。

急遽タスマニアにヨーロッパから帰ってきたら行くと知った仲良い友達にも言われた。

“You’re going everywhere!!”

“it’s my policy hahaha
Someone invite me somewhere I always wanna say “yes””

“I knowwwww aaaa such a great life !!!”

日本にいる時も基本誰かの誘いには”YES”って言う派だったけど、時間の限られたオーストラリアではこれは特により強く意識していたかもしれない。
誰かの誘いには出来る限り”YES”と言う。言いたい。それがいまの私のポリシーなのだ。

タスマニアは想像の100倍くらい田舎で、本当に人よりも動物の方が多い場所だったかもしれない。
コンビニはおろか、トイレさえ次いつあるか分からないという日本では経験することのできないロードトリップを12人の友達と、そしてタスマニアの美しい大自然を満喫しながらできたことは最高の思い出だ。オーストラリアらしいオーストラリアを感じれた。

優しい友達が全てを手配してくれていたので、本当にわたしにはミステリーツアーで、いつも到着するまでどこに行くか、何をするのかも分かっていない旅行も初めてでそれもいい思い出だ。

特に「このバスに乗ってね」って言われて、到着したら雪山が現れて、予想も準備もしていなく急遽スキーをしたのは一生忘れない思い出だと思う。

羊、羊、羊!!!!な車窓
急遽スキーをすることになった人(笑)
美しすぎる海と長閑な大自然
星空と夜景


家族、友達、旅。

わたしの人生において必要なものが全て詰まった1ヶ月だった。
これらが私の人生において必要不可欠なものであるということを心底実感した1ヶ月だった。
きっとこの三つがあれば私の人生はいつだって幸せなんだと感じた。

この1ヶ月は人生1、2位を争うくらいに最高な時間だった。そんな時間を過ごせたことを本当に嬉しく思う。

私のビザはワーキングホリデーだけれど、
オーストラリアに来る前から仲の良い友達には言っていたけれど私の場合の目的は

ワーキング ”ホリデー”

そう、いま私はまさに人生のホリデーを大満喫している。

だからオーストラリアに来てからの生活は、
誘われたら基本全部”YES”だったし、こんなにもお金も時間も気にせずに、自分のしたいことファーストで、やりたい!行きたい!食べたい!という気持ちに素直にただ従って全ての意思決定をしたのは初めてだった。

本当にこのワーホリは私にとっては4年前からの大きなゴールで目標だったし、そのために日本で3年間働き、コツコツと準備もしてきた。
だからオーストラリアに来てからは、時間もお金も全部自分のしたいように使おうと思っていたし、実際にそうしてきた。

自分のために自分で努力をしてきたお金であったことと、ここで使うお金は私にとっては価値のあるものだと思うことができたから、オーストラリアに来てから働いていなかったけれど、あまり躊躇することなくお金を使うことができた。
また十分な貯金があったから、心にも余裕があったことも大きかったと思う。

努力をしてきたと思えるからこそ、わたしは何ひとつ後ろめたさを感じることなくなく、自分で自分に自由を与えて甘やかしてあげて、心底ホリデーを楽しんで満喫することができた。


そしてさらに今もう一つ嬉しいことがある。
人生で生まれて初めて、「働きたい!!!」という感情を持っている!!笑
やっぱり同じ繰り返しの毎日にはどんなに楽しくても、飽きてしまい刺激が欲しくなるのかもしれない。
楽しいをより楽しいと感じるために、自由をより自由と感じるための刺激が欲しい。
どうやら私はついに、この長きに渡った自分の人生のホリデーにやっと満足したみたいだ。
だいぶ長いホリデーになってしまったけれど。笑
去年の12月に会社を辞めてから、結局8ヶ月もホリデーを満喫していたみたい。
まぁでも、人生を長い目で見たら全然長いことはないよね、きっと。笑

長い人生のうちのほんの8ヶ月だよ。
こんな8ヶ月があったっていいよね!!
って自分には言っている。笑

ハマったらとことん飽きるまでやる母親譲りな性格はここでも発揮されたようで、どうやら私はついにやっとホリデーをやりきることができたみたい。笑

9月までにはどこかで働けたらいいなーと思い、ついに仕事を探し始めてみた。

ついにワーキングホリデーのワーキング
パートが始まろうしている!!!笑
もちろん上手くいくか不安もあるけれど、今それはそれでとても楽しみ!!!


最後にこの8ヶ月に渡るホリデー期間で、私にとって本当にとても重要で大切なことを1つ知ることができた。

それは、「自分の人生を楽しむために私は生きている」ということ。
本当に強くそう実感したし、いま確信を持ってそう思うことができている。

まだ若いけど、でも25歳だから自分の望んだ自由を手に入れた代わりにとっくに安定した未来や人生は手放してるようなものだという事はなんとなく自分でもわかっている。
日本の多くの25歳だったら選ばないだろう道を選んだことも分かっている。
私には世間体や安定なんて言葉はもう必要ない。
わたしの人生のゴールは名誉でも、成功でも、安定でもない。
人生を心ゆくまで楽しむ。わがままかもしれないけれど、本当にただそれだけ。

「自分の人生を楽しむために私は生きている。」

そう迷いもなく思うことができるようになったことが今はとても嬉しい。ここに来るまでは安定を捨てることにもちろん不安がなかったわけではない。

オーストラリアに来て半年経ち、自分の人生の指針が見つかったいま後悔は全くない。
すでに自由を選んだ私はきっとこれからも、冒険をしながらも楽しい方を常に選ぶことができると信じている。


私の人生の目的は「人生を楽しむこと」
それが1番大切なこと。

私にとっての「楽しい」とは、自分の生きる世界が広がること、そして、家族、友達、旅、あと美味しいご飯があること。
それがあれば、安定も成功も名誉もなくたって私の人生は十分で大満足なんだと気付いた。

そして幅広い選択肢から自由に選ぶことができて、自分のやりたい!に素直に従えること。

実際にいま私はワーホリが終わった次は、オーストラリアで学生になることを考え始めている。ここへ来る前には考えもしなかった選択肢だけれど、そんな選択肢を持てたことが嬉しい。

オーストラリアにいると人生は自分のためにあるということを実感する。そんなことを教えてくれたオーストラリアが今日も大好きだ。

そして、オーストラリアの毎日がこんなにも楽しいと思うことができているのは間違いなく、かけがえのない時間を共に過ごしてくれる、ここで出会うことができた数々の友達のおかげ。

ここでの出会いはタイムリミットつき。
今みたいに当たり前に会うことができる毎日には限りがあるのかもしれない。いつかきっとお別れを言わなきゃいけない日が来るのかもしれないけれど、それでも出会えてよかったと思える友達ばかりだ。
時間は限られているからこそ、終わりのときの悲しさや寂しさなんて考えている暇はない。
好きな人たちと過ごせる「今」を思いっきり楽しんで、大事に大切にしようと思う。

今日も明日もその次も Just have fun !!!!!!

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