普通の私が「何者」かになるためにやったこと ♯3
前回の投稿で、「私がいかに普通か」を書いたのですが、今回は私が起こした行動を…。
夫の海外転勤に帯同し、東南アジアに住んでいる5年間、本当に”子育て”しかしていなかった。
その間に、何か勉強でもすればよかったのに…とは思うものの、思い返せば夫は出張ばかりで常に不在、
「こんなんじゃ私、わざわざ帯同する意味なかっただろうがっ!」と夫に鬼の形相でよくブチ切れていました。
縁もゆかりもない東南アジアで、親兄弟にも頼れず、3才&0才児の孤独な子育ては、育児ノイローゼ気味な時期すらあった。
あの期間は、勉強しなかった自分を悔いるよりも「必死によく乗り切ったね」と自分を褒めたい。(基本的に自分に甘すぎる。)
ということで、PCなんてもってのほか、何もかもが浦島太郎状態。
帰国してから「何か資格でも取ろうかな~」と思い立ち、子どもが好き!かわいい!というスーパー安易な理由で、保育士資格をとることに決定。
何も考えずに、すぐに行動に移してしまう衝動的なタイプ。
思い立ったが吉日。資格を取ろうと決めたその足でさっそく本屋さんに行き、参考書を2冊だけ買って、無事に合格。(端折りすぎ)
すぐに面接を受けて、保育士のパートを始めました。
でも子どもが大好きだからと言って、子育ては不得意な私。
「キャーなんてかわいいの!かわいすぎる!」と子どもをホクホク笑顔で愛でているだけの、ぽんこつ保育士でした。
すぐに子どもが私のヒザに座り、ヒザの奪い合いがスタート。「まぁ!私のことでケンカしないでっ♡」と思っていたら、主任保育士に叱られました。何かあったときにすぐ立ち上がれるよう、子どもをヒザに座らせるのはダメだと。しょぼん。
「あれ、保育士合わないんじゃね?」と1年で退職。やる前に気づけ。
周りの友人には
「え、せっかく資格取ったのにやめちゃうの?」
「もったいなくない?」
など言われたものの、やめることには全く躊躇しませんでした。
むしろ合わない仕事とわかりつつ、いつまでも転職しない方がもったいないと思っちゃう。
「自分に向いていない仕事が1つわかった」それで満足なのです。
そんなこんなで、「The 普通の人」の迷走は続きます。。。
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