たんぽぽ

ダンデライオン。その意味を知ったのはつい最近のことです。ユーミンの曲名にもバンプオブチキンの曲名にもなっていますが、恥ずかしながら今まで意味を知りませんでした。

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たんぽぽ。暇だったので、たんぽぽのことについて調べていました。

たんぽぽは、約3日間花を咲かせます。朝につぼみを開き、夕方には閉じます。しかしながら、まだ花の動きについてはよく分かっていないことも多いようです。

そしてあの綿毛。子どもの頃、1度はふうっとふいたことがあるかと思います。綿毛は冠毛、という羽がついていて、飛ばされやすいようになっています。毛の下についているタネはなんとタンポポの果実（痩果）で、この中にタネが入っているそうです。

驚くべきはその繁殖力。たんぽぽは繁殖力が強く、タネが落ちたところが土じゃなくても成長することがあります。たんぽぽは、図太くしぶといです。

そのしぶとさは、根っこにも現れます。地上に出ているたんぽぽは、決して背が高くありません。けれど地中では30～50cmほどの根を生やし、時に１ｍを超えることもあり、とても丈夫で長い根を完全に取り切るのは難しいそうです。地上部がなくなっても根があれば再生できるらしく、とても生命力が強いです。

たんぽぽはすごいです。カッコいい。

どんな状況でも、ここというところに根っこをはり、花を咲かせ、しっかり生きる場所を決めている。

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置かれた場所で咲きなさい、と言います。

けれども、花を咲かせることはそんなに大事だろうか。調べていくうちに、そう思いました。花を咲かせることばかりにフォーカスが向いてしまいますが、花は咲いても、すぐに枯れてしまいます。ひとときの間の癒しです。けれど、生きるということは、花を咲かせたあとも続いていきます。花を咲かせるよりも、根を深くまで伸ばすこと。そちらのほうが、生きるために、大事な気がします。

こういう生き方がしたい。

ひとりの人間として、花を咲かせることはないかもしれません。それでもいい。たんぽぽのようにしっかり根を張って、負けないように生きていきたいです。

☆参考にしたホームページ☆

https://gardenstory.jp/plants/42227