見出し画像

コミュ弱の方がスキルが高くて営業上手

私の中で一つの仮説がある。
コミュニケーション能力が高くない人の方が能力が高いのではないか?というものである。
全てに対して当てはまるわけではないが思うことがあったので記す。

<前提>
コミュ強:コミュニケーションが強引
コミュ障:コミュニケーションが控えめ

※わかりやすいように対比で記載

コミュ障はタスクを周りに振ることができない

コミュ強は自分ができない時に周囲に力を借りて補うことが多い。
例えばエクセル作業ができない時に周囲にその業務を任せることで自身でスキル研鑽をすることなくとも切り抜けることができる。

日本人は基本的にいい人が多い。そのため多少の手間だったとしても強引に、大きな声で依頼をすると大概断られない。そのためコミュ強の人はそのことに便乗するように依頼し、自分でやらずとも攻略する術を持っている。

「ちょっとそれできないのでお願いします!」
「ooさんの方が上手なのでお願いしたいです!」

ところがコミュ障はこれが言えない。そのため自分で抱え込んでやるしかない状況に直面するのである。例えば大学のレポートでも仕事でも資料作成でも。とにかく自分でやらねばならない。故に特定スキルを結果的に有しており多才なことがある。

コミュ障は気遣い上手

コミュニケーションに控えめなコミュ障は周囲に対して過度な気遣いがある。「これをしたら悪く思われるんじゃないのか」「嫌われるんじゃないか」のようなイメージ。

これは商談の場では活きる。営業は商談相手にいかに気を遣えるかが重要。

・相手の立場の理解
・相手の商談内容の理解度の把握
・相手の言わないけど思っていることの想像力(先回り力)

コミュ強はこれがわからない。なぜなら今まで自分の我を通していれば周りが動いていたので、相手の都合を伺う力が弱い。
そのため些細なことや丁寧な対応ができないことが多い。

まとめ

コミュ障は陰気で仕事ができない先入観を持ってしまうことが多いが今までの経験や特性を理解すると、仕事において強みになるケースも多い。
逆に第一印象で利発的で明るいタイプは先入観で仕事ができるように思ってしまうことが多いが、意外と基本スキルや営業嗅覚が弱いことがある。

もちろん私のマネジメントにおける経験則に過ぎないが。参考までに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?