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愛しのティーカップ

以前にnoteで「自分はどうやら青い食器が好きらしい」という記事を書いたことがあるけれど、やっぱりそうみたいで。

この数ヶ月、日々を彩ってくれているのがこのコバルトカラーが美しいティーカップ、インペリアルポーセリンのコバルトネットだ。深い青色に金色の縁取りがなんとも上品かつ繊細で、一目惚れだった。

長らくの間、マグカップはいくつも持っていたけれど、ティーカップというものが我が家には存在していなかった。しかし疫病流行りのここ数年で、家に紅茶のストックがめちゃくちゃ増えたこともあり。ティーカップなるものを手に入れるべし、という気持ちがむくむくと湧いてきて。悩みに悩み、選びに選んで購入した。


とはいっても、最初に購入したのはもう少しリーズナブルなノリタケのティーカップだった。インペリアルポーセリンよりは金額の桁が1つ少なく、初心者にも手が出しやすかったからだ。

当然これも、青色系統。気に入ってさっそく愛用していたのだけれど…不幸なことに数ヶ月も経たないうちに、不注意でソーサーをバリンとやってしまい。。再びティーカップ探しの旅に出ることになった。


さて、既に1度はティーカップのある暮らしを体験した身である。であれば、此度は少しばかりステップアップをしても良いのではないか…と、そんな思考が頭を過ぎり。また高価な物ならば、絶対に割るわけには…との意識から先日のような不幸を避けられるのでは?という想定から。新しいティーカップは、もう少し価格帯を上げて探してみることにした。

そうしてネットの海を何日も何週間も彷徨い続け、目に止まったのがこのインペリアルポーセリンのティーカップだった。

見た目が好みで、お茶が映える白地で、たっぷり注げる容量のある、使うと少し良い気分になれる上品さのあるカップ…という自分の要望を全て満たしてくれる、理想のティーカップに出会ってしまった。


ただの蜂蜜トーストも、このティーカップと一緒にいただくと脳内で優雅なお茶会が始まるし。


テイクアウトしてきたキッシュにこのティーカップを添えれば、あっという間に自宅がカフェに早変わり…という魔法がかかる。


とにかく何を食べる時でも、このティーカップさえ添えておけば。ワンランク上の素敵なお茶タイムが始まる、という幸福感にすっかりどハマりして。最近はココアでさえもわざわざこのカップで作り、ちょっとお高めカフェで飲んでいる気分を演出している始末だ。

このカップ1つでQOLが爆上がりしているのだから、実際のところは随分と安上がりな女なのだけれども…おかげさまで、気分だけはいつでも高貴なる淑女である。


もう本当に、お気に入りなのだ。「かわいいかわいい、うちのカップちゃんを見て!!」という気持ちが抑えられずに、こうしてわざわざnoteに記事を書いてしまうくらいだし。綺麗に洗い上げたカップを見つめながら、「なんて綺麗な子…!」とカップに褒め言葉をかけてしまうことがあるくらいに溺愛している。

流石にこれだけ大切に思っていれば、割ってしまうなんてことはないだろう。そう信じて、今日も今日とてこのカップの佇まいを愛でている。

ああ本当に、なんて素敵な我がティーカップ…!

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