【ゆるミニマルのすゝめ】モノ減らしたら人生激変。私が感じたメリット11選。
こんにちは。ゆるミニマリスト夫婦の妻です^^
今回は、ミニマリストになって良かったことを一挙にまとめていきたいと思います。
「ミニマリストって色々我慢してて辛くないの?」
「ミニマリスト憧れるけど、モノを手放すのが不安」
「他人軸で生きるのが辛い、世間の目が怖い」
そんな方にぜひ読んでいただきたい記事となっております。
まず前提として:私たちの暮らしの現状
ミニマリストと聞いて、皆さんが思い浮かべるのって
「がらんとした何もない部屋にポツンと住んでる」
「冷蔵庫、電子レンジ、テレビを持ってない」
「ホテルやモデルルームみたいな空間が好き」
みたいなイメージかと思うのですが、
最初から裏切ってしまいすみません。
うちには冷蔵庫も電子レンジもソファも掃除機もありますし、家具や生活用品も統一ブランドではないですし、生活感アリアリのおうちです。
ではなぜ「ゆるミニマリスト」を名乗っているのか。
それは、私たち夫婦にとって必要なものが過不足なく存在していて、それでいて快適な空間を作り上げているからです。
ミニマリストって、必要最低限のもので生きていく人のことを言うと思うのですが、その「必要最低限」の価値観って人それぞれ違うと思うんですよね。料理をよくする私達にとっては冷蔵庫も電子レンジも必要不可欠です。
学生時代のバイトの先輩で極端なミニマリストの方がいました。その方は断捨離しすぎて、家にあるものが「深めの皿1枚」だけだと言っていました(その後どうなったのか知りませんが)。私はそんな殺風景なおうちに帰っても休まらないし、やっぱり皿だけじゃなくて箸や調味料、テーブルや椅子が欲しいなと思ってしまう。・・・それなら、別に捨てなくていいじゃないか?自分の首を締めるぐらいならミニマリストなんかならん方がいい。そう思ってます。
こんな感じで、私たちは自分たちの価値観に沿ってゆる〜くミニマリストをしています。現状の説明が長くなってしまい、すみません。
では、私たちが感じたミニマリスト生活のメリットをご紹介していきます。
メリットその1:家にあるモノをすべて把握できる
みなさんは、今ハンドソープやボディーソープの詰め替えがどこにいくつあるかを即答できますか?持っている服すべて、頭に入ってますか?
ミニマリストになる前は、私は自分の持っているもの全く把握できていなかったので、詰め替えをすでに持っているのに新しい詰め替えを買ってきてしまったり、同じようなテイストの服を何着も買ってしまっていたり、必要なものを買い忘れて要らないものを買ってきてしまったりと、数々の失敗をしてきました。でもこれ、誰でもやったことあるのではないでしょうか。
ミニマリストになる時は、まず断捨離をして、必要なものを残し、それらを収納するという作業をすることになると思います。これをやることによって、何がどこにあるのかを把握できるようになるので、「今何が必要なのか、足りているのか」が瞬時に判断できるのです。
すると、こんな芋づる式にこんなメリットが出てきます。
メリットその2:無駄遣いがなくなる
必要なものがしっかり把握できるようになるので、同じものを2つ買ってしまったり、いつか使うかもしれないけど今は要らないものを買ってしまったりすることが無くなってきます。
私も以前は、本屋に行くたびに「読むかわからないけど面白そうな本」を買っては本棚の肥やしにしてしまっていたり、インスタで良いと評判だったアイシャドウを買ってみては使わずにずっと眠らせていたり・・・と散々でした。読書習慣があるわけでもないのに!メイクにこだわったことなんてないのに!なぜか買ってしまっていたんですよね。
こういった謎の無駄遣いはチリつもで、後になって計算するとバカにならない金額になってしまいます。
メリットその3:時間が増える
今まで要らないものを買ったり使ったりすることに費やしていた時間が余るので、自分にとって本当に価値のあることに時間を使えるようになります。
例えば、「今シーズンの服買っておきたい」という理由で月1で街に出かけていたのをやめたら、1日分の時間が増えます。また、いつもダラダラと見続けていたテレビをやめれば、1日数十分〜数時間の時間が増えます。
私はテレビ(正確にはJ:C◯MとN◯K)を解約して、本当に観たい番組だけをTVerで観るような生活にしてから、かなり時間が増えました。このことについても、いずれ記事にしようと思います。
メリットその4:お金が増える
無駄な買い物をしなくなる、通信費などの固定費も削減する。このようなことが当たり前になると、無理をしなくても出費が減ります。
この、「無理をしなくても」というところがポイントです。
ミニマリストはやりたいことや欲しいものも我慢して節制に勤しんで、修行僧みたいな生活をしていると思われがち(私も前までそう思ってた)なのですが、本当のミニマリスト的思考になると「必要なことに必要なだけお金と時間をかけること」に幸せを感じるので、そもそも浪費や散財することに喜びを感じません。むしろ、大して必要のないものを買ったり所有したりすることに大きなストレスを感じます。ミニマリストがモノを持たないことは、本人たちにとって「我慢」という感覚ではないのです。
メリットその5:掃除が楽になる
さて、ミニマリストになったことによる芋づる式的なメリット達をお話ししてきましたが、もっとシンプルな部分も紹介しようと思います。「掃除が楽になる」というのは、断捨離すれば誰もがすぐに感じられるメリットだと思います。
服や絨毯、タオルが減るとホコリが減るのでそもそも部屋が汚れにくくなりますし、大きな家具を断捨離すれば、その下の床の部分も掃除がしやすくなるので時短になります。年末にわざわざ大掃除をしなくても、普段の掃除でだいぶキレイになってしまうんですね。
ゆるミニマリスト夫婦は、毎週日曜日に床掃除・トイレ掃除・水回り掃除をします。洗面所などは髪の毛がたまりやすく、毎日軽く掃除はしますが、全体的な掃除は週1で十分です。
メリットその6:アレルギー症状がでなくなる
妻の私はダニとハウスダストのアレルギーを、夫はカビのアレルギーを持っています。ミニマリストになる前は、大量の服があったり絨毯が敷かれていたりしたので、一番空気が淀みやすい和室の角で私がデスクワークをするとくしゃみが止まらないことが当たり前でした。軽くホコリはとって、換気をしている状態にもかかわらず、です。
しかし、服や絨毯を断捨離してからというものの、家全体のホコリが減り、掃除もしやすくなったおかげで家でくしゃみが止まらなくなることは一切なくなりました。ミニマリストになるって素晴らしいな・・・としみじみと実感します。
メリットその7:洗濯が楽になる
服や絨毯を減らした上に、私たちは大きなバスタオルも断捨離しました。理由は、「フェイスタオルでも全身拭ける」「収納に場所をとらない」からです。ちなみに断捨離したバスタオルは捨てずにしまっておき、掃除の時に小さく切って、雑巾代わりに使っています。
実際にフェイスタオルだけを使う生活をしたら、思わぬメリットがありました。それは、「干すのが楽だし、すぐ乾く」ということです。大きなバスタオルを洗濯すると、水を吸って重くて乾かすのが大変ですし、梅雨時などは生乾きになって匂いが気になりますし、一度に洗える枚数も多くないですよね。また、うちではバスタオルが重すぎて、ハンガーがぶっ壊れてしまったこともあります。
しかし、フェイスタオルだけなら相当な枚数が一度に干せますし、重さでハンガーがぶっ壊れる心配もありません。何より、乾くまでの時間が短くなりますし、多少天気が悪くてもしっかり乾いてくれます。
ミニマリストになって洗濯がここまで楽になるとは思ってませんでした。
メリットその8:いつでも人を呼べる
家がいつもすっきり片付いているので、急に30分後に誰かが来ることになっても、全く焦りません。ミニマリストになる前は、「あの人が来るから、前日のうちに片付けと掃除しておかなきゃ・・・」と焦っていましたが、今は「まぁ軽く掃除機かければいいかな!」ぐらいの感覚です。
コロナ禍のご時世ではなかなか人を呼ぶこともありませんが、「いつ来られても大丈夫なくらいの綺麗なおうちに住んでる」という感覚は気持ちのいいものですよ。
私の実家はモノが多く、犬を飼っていたこともあり、週1で掃除機をかけても埃が取りきれない家でした。お友達家族を呼ぶときにしっかり目に掃除をするのですが、そういった「来客のためにする掃除」って、なぜかボロが出るんですよね(笑)例えば、リビングも廊下も綺麗なのに、トイレの床だけなぜか埃が溜まっていたり(掃除機かけ忘れ)、お客さんには見せないと思って掃除していなかった部屋のドアを開けっ放しにしてしまっていたり。
普段からモノを少なく、掃除しやすくしておけば、そのような失態も防ぐことができます。
メリットその9:価値基準がブレなくなる
世の中は、消費者にモノを買わせようとするトラップで溢れています。テレビCMや広告、SNSを使ったPR投稿などがわかりやすいですが、仲のいい友達からの口コミや「この年齢なら〇〇ぐらい持っておかなきゃ」といった固定観念も、ある意味トラップです。
私もミニマリストになる前は、「これCMでやってたし良さそうだから買ってみよう!」、「〇〇さんにおすすめされたから買うしかない!」、「結婚したからには、マイカーやマイホームは持ってて当然だよね」といった、ありとあらゆる種類のトラップにハマっておりました。
しかし、ミニマリストになると、「自分たちにとって本当に必要か?今あるもので代用できないか?それを持っていて精神的・経済的メリットはあるか?見栄や欲に目が眩んでいないか?」という自分たち基準の判断軸ができるので、何かに流されてモノを買ってしまうことがなくなります。
そのおかげで、おうちでは自分たちを幸せにしてくれるモノだけに囲まれ、経済的損失や精神的負担も少なくなるという好循環が生まれます^^
メリットその10:物理的・精神的に身軽になる
モノをたくさん持っているということは、一見「豊かさ」の象徴のように見えます。昭和・平成は特にそういった価値観が主流の時代で、占星術の世界では、この200年を「土の時代」と呼ぶそうです。所有・安定・物質などを象徴する時代です。少しスピリチュアルな話ですが。
しかし、ここ10年ぐらいで「ミニマリスト」という持たない暮らしをする人たちが増えてきました。そして、2020年はコロナの影響でリモートワークをする人が増えて仕事の場所も多種多様になるなど、人々の生き方が流動的になってきたことを感じた人も多いと思います。
こういった生活の変化は、占星術でもすでに予期されていました。2021年(正確には2020年年末)からは、土の時代を抜け出し「風の時代」に入ったそうです。以下、Yahoo!ニュースの記事【「持たない」自由を楽しむ 新たな「風の時代」にやめるべきこと】からの引用です。
きたる「風の時代」は、「風」が目に見えないように、情報や知識など形のないもの、伝達や教育などが重視され、人々は何より「知る」ことを求めていくことになると言われています。
物質的な豊かさよりも「精神的な豊かさ」が重視され、人々の動きは流動的になり、より開放的になる時代です。
前置きが長くなってしまいましたが、私たちゆるミニマリスト夫婦は、持つことによる物質的豊かさではなく、「持たないことによる精神的豊かさ」を重視した生活をしています。所有するモノが少ないので、いつでも引っ越せるという「場所に縛られない生き方」はとても身軽です。急な転勤やご近所トラブルなどが発生しても、すぐに対処できます。
また、先日アップした記事でもお話しした通り、モノが少ない=柔軟性・可変性があるということなので、今後家族が増えたりした時にもスペースが確保しやすいといったような長期的なメリットもあります。こういった余裕をもたせておくと、物理的・精神的に身軽な毎日を送れるようになるのです。
メリットその11:能動的・主体的な人生になる
自分だけの判断軸を持って決断できるようになり、物質的・精神的に身軽になり、時間やお金にも余裕が出てくると、おのずと「能動的・主体的」な人生を送れるようになります。ミニマリストになったことで得られたメリットの中で、一番よかったことかもしれません。
誰かに言われたから、一般的にはそうしたほうがいいから、誰かの目がきになるから、といったような他人軸から抜け出すことで、本当に自分にとって大切なものが見えてきます。世の中の常識が自分にフィットしないことはたくさんありますが、多くの人はそういった常識や他人軸に縛られて苦しんでいます。ミニマリストになると、そういった世間とのミスマッチにも敏感になり、自分にとっての最適解を見つけ出す事ができるようになります。例えば、以下のような感じです。
◯「1日3食きっちり食べなさい」って言われてきたけど、それって自分の体質に合っているのだろうか?
◯毎日なんとなく観続けているテレビは、私の人生に何をもたらしてくれるのだろうか?そもそも必要なのか?
◯みんなが結婚し始めたから、私も結婚を焦り始めたけど、そもそも私は結婚したいんだろうか?
存在しないはずの「世間の目」に苦しみ自分に合わない生活を送り続けるより、自分で考えた、自分にとって最高な暮らしができるようになると、毎日の充実度が変わってきます。ミニマリストになる事による間接的なメリットではありますが、きっと多くのミニマリストさんにも共感していただけるのではないかと思います。
さいごに
今回は5000字以上という長文に渡って、ミニマリストになったことで私が感じたメリットを解説してきました。
「今までの人生は他人軸で生きて苦しんできたな〜、学生時代からミニマリスト的思考を持っておけばよかったな〜」と後悔の気持ちも少しあります。が、こういったことに20代で気づくことができたのはよかった!と思います。
ミニマリストに興味のある方、今の生活にモヤモヤを感じている方はぜひ参考にしていただければと思います^^
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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