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「なんでもいい」は「なんでもよくない」。自らの「弱みと強み」を明確に伝える力を養う


「一緒に仕事がしたい」と思った人が現れた時、貴方は相手に対してなんと伝えますか?

「何かお力になれれば」「なんでもします」

つい勢いで相手のことを考えず、自分の一方的な気持ちだけで曖昧な伝え方をしていることはないでしょうか?

でも一呼吸置いて、考えてみてください。

例えば、好きな人と一緒にご飯を食べに行くことになったとします。

彼からの「ねえ、何食べにいきたい?」という問いに対し、彼女は「なんでもいいよ」と答えました。

お店選びに悩んだ彼は「じゃあ、中華はどう?」と提案しましたが彼女は「あ、中華は苦手なんだ。ごめんね」と断ったのです。

するとどうでしょう。彼は途端に不機嫌になり一緒にご飯に行くのが嫌になってしまったのです。

貴方は彼が不機嫌になってしまった理由がなぜだかわかりますか?

彼はきっと【彼女が食べたいものを知りたい】と思って食べたいものを聞いたのです。しかし彼女は【彼とご飯たべれるならなんでもいい】と思ったのでしょう。

勢いで言ってしまったが故に彼は【なんでもいいのなら自分が今食べたいものにしよう】と思って提案したんだと思います。そしたら彼女から【苦手】と拒否され【自分の食べたいものを否定された上に、せっかく考えた提案を断られたこと】に嫌気がさしてしまったんだと思います。

ここで身につけなければいけないのは、「相手から何を要求されているのかを考える力」「自分の弱みや強みを端的かつ明確に伝える力」です。

前回「#bosyu」というサービスで私の事業の人材を募集しました。

詳細は以下の通りです。

この発信に対し約30名の方から連絡を頂きとても嬉しかったです。

しかしご連絡を頂いた方の中で私がメッセージを送ったのは5人。そして実際に会って話したいと思った人はたった1人でした。

その違いはなんだったのでしょう。

今回の応募の中からいくつかピックアップして比較したいと思います。


まずはこちら。

....?

そうです。なんと無言www

空白のままできたので連絡するのに1日以上悩みました...。笑

ツイッターを拝見するとある程度発信している方だったので冷やかしではないとは思いますがちょっと戸惑いました...。せめて一言欲しかったです...。


そして次にこちら。

「、」ってナンダ...!?

急いでて間違えたのかなと思いフェイスブックのメッセンジャーにて連絡。

「イベント運営に興味がある。お酒が弱いが試飲販売してみたい」という返事をすぐに頂いたので、「イベント運営に関する経験の有無とお酒に対するアレルギーの確認」の連絡をしました。

しかし連絡はそこで途絶えてしまっています...。

続いてこちら。

なんと3回も...!会ったこと覚えてくれてて嬉しいです!

でも「何か」だと難しい...。

そこで事務系のお仕事をお願いしてみたら「苦手」ということだったので「得意なことを教えてください」とお伝えしたら「周りの人に聞いてみる」とのことでした。

周りに聞くことは確かに大事です。でも自分を売り込みたいならばすぐにその「強み」を言えるようにしておくといいなと思いました。これは自分にも当てはまることですが。

ここまでは、主観的にみて「うーん...」と思う返事です。

逆に「すぐに連絡したい」「会って話を聞きたい」と思ったものも紹介します。参考にしてください。

「小売」→お酒の販売に関することだということが明確。

「いくつか売れるルートがある」→自分の提供できる価値を提示。

「イベントのPR、拡散を引き受けます」→自分のできることが明確。

いかがでしたでしょうか?

もし自分が関わりたいプロジェクトや事業があったならば「なんでもやります!」ではなく、相手の求める需要を理解し「〇〇ができます。」「〇〇で協力したいです。」と自分ができることや持っている強みをPRすることが大切です。

「なんでもいい」と言ってしまう人は今一度自分に問いてみてください。本当になんでもいいのでしょうか?

きっと「なんでもよくない」ですよね。

なんでもよくないけど、こんなことならお手伝いできるよ!という優しいあなた、ありがとうございます。

ぜひ、フルーツビール『梨花一心』のPR・マーケティング・販売営業・イベント企画運営・集客など人材はまだ絶賛募集中なのでご応募おまちしております!


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