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丸投げ上司のトリセツ

「自由にやっていいよ」
「好きなようにやってごらん」

そんな事を言われて、困ったことはありませんか?

こんな上司に対して、
何て適当な人なんだ!という印象になりますか?
信頼されている!という印象になりますか?

関係性にもよるとは思いますが、
この記事を見てくれている方は、不安を感じる人が多いのではないでしょうか。
(😰どうしろって言うんだ〜。)

それは、本当に適当な上司なのでしょうか。
どうやってその上司のことを理解すればいいのでしょうか。

今日はこの秘密を解き明かしたいと思います。

#FFS理論とは

FFS理論とは、ストレス理論をベースに研究されたものです。人によってストレスを感じるものは異なります。その感じ方や捉え方の特徴を5つの因子として軽量化したものです。

①凝縮性因子
自らの考えを固めようとする力。
こだわりが強く、自分の中で明確な価値観をもつ。

②受容性因子
無条件に受け容れる力。
優しくて面倒見が良く、柔軟性があるのが特徴。

③弁別性因子
白黒はっきりさせる力。
合理的で計算的であるのが特徴。

④拡散性因子
飛び出して行こうとする力。
活発で行動力があるのが特徴。

⑤保全性因子
維持しながら積み上げる力。
プランを立て、工夫しながらコツコツと進めるのが得意。

この5つの因子のどの割合が大きいかでその人の特徴を見つけることができると言うわけです。
ちなみに、日本人の55%は②受容性因子が第一因子らしいです。🇯🇵(お互いに察する文化がそうさせているのかな〜🤔)

保全性の部下vs拡散性の上司

最初に紹介した無責任にも感じる丸投げ上司は、拡散性が高いと思われます。
またそれに不安感を感じるのは、保全性が高いことが考えられるわけです。

この二つは反している関係と言っても過言ではありません。ですが、お互いの特徴を知ると、ただの無責任な上司ではないことは理解できるはずです!

保全性の高い人の想いです。
上司の皆さん、こう思っています!🥺

先の見えない状況に不安を感じます。
興味を持ったことに対してもしっかり準備をしながら、少しずつ成功に近づいていく学習スタイルです!
一個成功したら、次へ、またその次へと、コツコツと見通しを持って進めていきます。👀

つまり、体系的な学びと言えます。
自由にやっていいよと言われると、何をして良いのか分からず、見通しが見てないので不安に感じ、なんて適当なんだ(もっと明確な指示を出すべきだ!)と感じてします。

なので、何をするのか、どのくらいの期間がかかるのか、というのをはっきり言ってもらえると力を発揮することができます。
そこんとこ、お願いします。🥺

上司は丸投げしているわけじゃない!
良かれと思って…。(そうだったのか)😲


拡散性の高い人は、そもそもの学習スタイルが保全性の人とは異なります。
自由にやりたいという気持ちが強くあります。だから、周りも自由にやりたいのだろうと思っています。🗽(そうですよね?上司の皆さん。)

拡散性の高い人は、概念化型の学びと言われています。興味があれば準備することなく、まずやってみる、そして上手くいかなかったら改善へ、上手くいけば「そう言うことか!」と概念化していきます。
保全性とは異なり、やりながらどんどん学んでいくスタイルなのですね。

なので、適当に丸投げしているわけではなく、自分は自由である方がやりやすいと思っている場合があります。(適当な人ではなく、もしかしたら部下思いの上司なのかもしれません!)

どうでしょうか、頭の中に浮かんでいるあなたの上司は、もしかしたら適当な上司ではなくただ自分と考え方が違うだけなのかもしれません。
そんな時は、自己開示してみてもいいですし、アドバイスをもらうのもいいかもしれませんね!

どんな人にも思い込みがあります。「普通こうでしょ!」の普通は人と違うことを忘れてしまいがちです。コミニュケーションを大切に良い関係を築いていきましょう。😉🗽👀

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