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失われた遊び心


今日はアート的視点で見た歴史遺産の感想をまとめたいと思います!🤔🎨🍽️


縄文時代にもアートが存在?!

それは、これ。

縄文時代 中期の土器


!!!土器です!!!

土器とは、主に煮炊きをする鍋や、食べ物を入れておく食器として使われていたものです。🍲

「絶対上の部分の飾り邪魔でしょ!」と思うくらいド派手に凝って作られています。

一見、無駄のようにも思えるこの装飾が「クスッと」笑えたり、かっこよく見えたりと何だか愛おしく思えますよね。

これぞ、アート。🎨

一方で、弥生時代になっていくと技術の進歩により、薄くてより丈夫な土器が作れるようになってきます。

弥生土器

縄文土器とは異なり、無駄がないシンプルなデザインになり、利便性が重視されているように思います。
土器の表面を見てみると、少し模様があります。シンプルでさりげない感じが美しいとされていたのでしょうか。🤔

遊び心の視点で縄文時代と比べると物足りなさを感じます。利便性ばかりに重きが置かれているように感じるからでしょうか…?

まるで、現代社会みたい。

世の中の現状×アート

縄文時代は、採取、狩猟、漁などで食べ物を手に入れ、みんなで分け合い生活をしていました。

一方で、弥生時代になると稲作の技術が発展し、食べ物を貯蓄するようになります。貯蓄が出来るようになると、作業の指揮を取るといった身分制や、豊作や凶作、土地などの争いなどによって攻撃性も高くなります。

縄文時代と弥生時代を比較すると、縄文時代の方が人との関係が穏やかで、心の余裕があったのではないかと感じます。

つまり、遊び心というには心に余裕がある(心配や恐怖などがない)ことで初めて生まれるものであると思います。

【急募】現代社会での心の余裕

心の余裕は遊び心に表れ、この遊び心こそが、人生を豊かにしてくれるのではないかと思います。
その遊び心を垣間見たり表現したりできるのがアートなのだと思います。

そんな壮大なことをやろうとせず、日常生活の中や美術館・博物館、公園などでも
「夕陽が綺麗だな。」
「この形面白いな。」
「このポスターの色、可愛いな。」
と見つけるのも面白うそうですね。

歴史を学べる博物館ですが、アート的視点で見てもとっても楽しめました!
ぜひ、お友達や家族、恋人と感想を共有しながら見てみてください!

心の余裕が生まれますように。

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