時間を守るって本当に大切?
現代社会において、時間厳守は美徳とされています。しかし、本当にそこまで重要なのでしょうか?
確かに、時間通りに登校や出勤しなければ、授業や仕事に支障をきたします。遅刻癖は周囲に迷惑をかけるだけでなく、責任感の欠如と捉えられ、評価を下げる可能性もあります。
しかし、想定外のトラブルや体調不良など、どうしても時間通りに行動できない場合もあります。
また、想定外だけではなく海外の考え方という視点から見ると、こんなにも時間を守ろうとしていることが異常なように感じることもあります。
そのため、今日は時間を守るということについて考えていきたいと思います。
カメルーン人と日本人の夫婦の出来事
アメリカに住む日本人の母とカメルーン人の父を持つ子どものお話です。
朝、学校に行く前に朝食を食べていると、日本人である母は、
「学校に遅刻するから早く食べなさい」
と言いました。
これは、日本人なら一度は聞いたことあると言っても過言ではない、よくある一言ですよね!
はいはい、と言ってパンやらご飯やらを口に詰め込む姿が目に浮かびます。
母の言っていることは何一つ間違ってないですよね。
学校には登校時間という決まりがあり、基本的に遅れることは許されないのが一般的です!
カメルーン人である父がそのやりとりを見てこう言ったそうです。
「食事をするときには、命、自然、作ってくれたすべての人に感謝の気持ちを持って味わってゆっくり食べなさい」と言ったそうです。
さぁ、どうでしょうか?これについても何一つ間違ったことは言っていないですよね。
むしろ、大事なことですよね。
この話を聞いて、時間を守るってことに意識を向けすぎて他の大切なものを疎かにしまっていることがあるのかもしれないと感じました。
先ほどの一例についても時間を守ることを大事にするあまりに食に対する感謝や楽しみ方を疎かにしてしまっていますよね。
時間を守ることは決して悪いことではないですが、時間を守ることだけにこだわってしまとい他の大切なことを見失わないように気をつけようと思いました。これは、自分自身もそうであるし、周りに対してもそうであろうと考えられる話でした!
みなさんはどう思いましたか?
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