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雨の日は憂鬱?

雨の日って好きですか?

この質問に対して、「いいえ」と答える方が多いのではないでしょうか。

服が濡れると面倒くさいし、
靴が濡れたらなんだか気持ち悪いし、
髪の毛もくるくるになるし、
傘を持つと荷物が持ちにくいし、

大人の感覚で、考えるとできれば雨ではなくて晴れててほしいですよね。

ある小学生との出会い。

低気圧による影響で学校が4時間授業になりました。子供達は大喜びです。(内心大人たちも大喜びです。)

給食を食べ終わると、帰りに支度を始め子供たちは雨の中帰っていきました。見守りをするために、教員も子供たちの見守りに外に出ます。

下校の見守りを終え、学校に戻ろうとすると、向こうから傘を閉じた状態で一人の男の子が歩いてきます。
もちろん傘はさしていないので、全身びしょ濡れです。☔️

「すごく、びしょびしょだね〜」と声をかけると、
「水溜りに入ったから足もだよ!」とその男の子は返してきました。
傘をさして帰りなさいという気持ちを抑え、
「どうして傘をささないの?」と聞いてみました。

この男の子何と言ったと思いますか?🤔


「天然のシャワーだよ!(雨に当たらなければ)勿体無いでしょ?」

と言いました。

この言葉を聞いた時、自分はすごく狭い価値観で生きているのかもしれないと思いました。
雨は嫌なものと決めつけるのか、それとも雨という天気を楽しむのか、後者の方がより楽しい人生に感じます。

男の子の行動が羨ましく感じました。
(その後仕事がまだあったので、流石に濡れられなかった…😞そんな事も気にしない思い切りが大事なのかもしれない…。)

日本には雨に関する言葉がいっぱいある!

日本の言葉は美しい言葉がたくさんあります。「雨」という言葉に関する言葉も400種類以上あると言われています。

みなさんは、雨に関する言葉をどのくらい知っていますか?

小雨
五月雨
雷雨
霧雨
涙雨
天気雨
春雨
などなど、少し考えるだけでもすごくたくさんの言葉が出てきます。(調べてみるのも面白そうですね。)

その中でも、素敵だなと感じた言葉を一つ紹介します。

それが、
「天泣」(てんきゅう)

天泣とは、別名で「天気雨」や「狐の嫁入り」と言われています。空が晴れているのに、雨がパラパラと降っている様子を表す言葉です。

晴れているのに、雨が降るという不思議な現象(雨が降っている間に雲が風で流されたり、風上の雨が運ばれるのが原因らしい。)を空が泣いていると表現した言葉は何だか趣きがあって綺麗な言葉ですね。

みなさんもぜひお気に入りの「雨言葉」を探してみてください!
雨がちょっぴり好きになるかも?!💓

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