ゆるく楽しむ日曜地質学:2021年10月3日号

10月に入りました。
先週は金曜日に記事を配信する予定でしたが、ダメでした。
いやぁ、キツイ一週間でした(;^_^A
でも今日~明日が山場です。頑張ります!
ここ最近の忙しさの中身については、いずれお話しします。

他の方々の記事を読む余裕もない状態、早く脱したいです!

偽礫【地質豆知識:005】

偽礫とは「ぎれき」と呼びます。
その名のとおり、偽物の礫です。

【地質豆知識:004】では火炎構造を紹介しましたが、ちょっと似たようなものです。
堆積物がまだプヨプヨに軟らかいうちに、上流から勢いよく流れて来る土砂に、もともと溜まっていた泥などの軟らかい堆積物が削られ、ちぎられて土砂の中に取り込まれたものです。

画像1

このように一見、礫のように見えますが不定形なものが偽礫です。
いかにも「ちぎられた」という感じですよね。


過去記事紹介【005】

ちょうど一年前の記事です。

仙台市のハザードマップで偶然見つけた「巨大地すべり地形」の正体を探っていく内容です。
災害の中でもあまりクローズアップされませんが、私は個人的には一番恐ろしいかも?と思っている「地震地すべり」の可能性があります。

後日談的な話なのですが仙台市の新しいハザードマップでは、土砂災害区域の記載が変わってしまっていました。その変更によって、上記事で話題にした巨大地すべり地形は消えてしまいました。

変わることそのものは良いのですが、以前のマップは何だったのか?
現在のマップに変更した理由は何なのか?などの経緯について何の説明もありません。

自治体側がこういう姿勢では、市民サイドもハザードマップに対する理解が進まないのは当然だなと思う今日この頃です。

やはりそのうち「突撃電話取材」でもやってみようかな?


今週の予定

なかなかにハードな一週間でした。もう少し耐えねば。
初めての試みだからか、思った以上にてこずり、
何となく大学生時代に卒業論文作成で大学に泊まり込んでいたころを思い出すようでした。

一応、今週も1記事投稿を目指します。

〇10/8 金曜日:都道府県シリーズ season2:秋田県
ダイナミックに変わりゆく大地を見よう:秋田県中北東部高山地域【災害から身をまもるvol.33】


もし記事がアップされなかった時は「疲れて寝込んでいるのだな」と思っていただければ幸いです(;^_^A
たぶん、大丈夫だと思いますが・・(笑)

また一週間なんとか頑張ります。
来週もまた、お会いしましょう!

以上、お読みいただきありがとうございました。
今週もよろしくお願いいたします。

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