東京に生い茂るジャングル!謎の巨大建造物!冒険心をくすぐる夢の島を大調査! 東京散歩録・新木場編Vol.2
この記事は東京散歩録・新木場編Vol.1の続きです! もし、興味がある人は前記事もぜひ覗いて見て下さい。
※今回、写真多めなので、ちょっと重いです…!
どうも、Tsuchinocoです。
最近は段々と暑さが落ち着いてきてますね! これから訪れる秋、そして冬の季節に毎日ワクワクしている日々を送っています。(早く極寒の冬にならないかなあ…。)
では、始めていきましょう!
前回は新木場駅周辺と、新木場駅から歩いてすぐの「夢の島」の歴史についてお話ししました! 今回の舞台はその夢の島公園です。
夢の島公園
前記事でお話した通り、一昔前までは見るも無残なゴミの島であった夢の島。ゴミが撤去され、環境が改善した後にこの夢の島公園は造られました。
存在は知っていましたが、足を踏み入れたことは無かったので、訪れてみることに。
園内は広く、キレイに整備・管理されているのですが、道や広場以外に生えている木や草がそれはそれは元気に茂っていて、都内にいることを忘れるほど!
そんな公園内を進んでいると、ひとつ目の目的地が見えてきました!
この建物の正体は、あの有名なマグロ漁船、第五福竜丸を保管・展示している「都立第五福竜丸展示館」です。
都立第五福竜丸展示館
誰もが歴史の授業で耳にしたことのあるであろう船、第五福竜丸。冷戦中、アメリカの行った水爆実験の影響で乗組員と共に被曝したことで有名ですよね。もちろん私も名前などは知ってはいましたが、現存はしていないと思っていました。しかもそれが東京・夢の島で見れるなんて更なる驚き!
普段、あまりこういった展示館などに足を運ばない私ですが、展示物の知名度などから「一度は見ておきたい」と思い、伺いました。
内部へ!
入館してまず驚いたのが第五福竜丸の大きさ。船というものを間近で見た経験があまり無いのもありますが、しばらく圧倒されてしまいました。
そもそも何故ここに第五福竜丸が展示されているかというと、被曝を経て廃船となった本船の廃棄場所が、夢の島であったからだそう。
廃棄されていた本船は夢の島の環境改善の際に、都内をはじめとした有志の人々によって引き取られました。その後に除染、修繕が行われ、この施設で展示されています。
船だけでなく、搭載されていていた設備なども多数展示されています。
外には実際に稼働していたエンジンも展示!
ほかにも展示館には実際の乗組員たちが目の当たりにした、水爆実験直後の光景について語っているVTRや、世界中のこれまで核実験の記録などが展示されていました。
実際のところ、当時を生きていない私には第五福龍丸の事故や、戦争のことなどは想像でしか思い描けません。ただ、想像はとても大切で、再度このような事態を引き起こさないための抑止力になる、と私は考えています。そして想像をよりリアルにするのは記録です。
これからも後世に記録を伝える場所として、価値のある施設だと感じました。
気になる人はぜひ一度足を運んで見て下さい。
では、次の目的地を目指しましょう!
再度植物が青々と茂っている道を進んでいくと、ふたつ目の目的地が見えてきました!
夢の島熱帯植物園
さてさて、次に到着したのは植物館!
こちらの植物館では、東洋のガラパゴスこと、小笠原諸島にしか自生していない植物を栽培しています。それら植物を見ることができるのは、小笠原諸島とここだけなのだそう。
そんなレアスポットに寄らない手はない。ということで伺いました!
館内にはミニシアターや、お土産処など様々な見どころがありますが、やっぱり一番の見どころといえば、植物が栽培されている温室ドーム。
ドーム内は近隣の清掃工場でゴミを処理する際に出る熱を一部利用して、温室内の温度を管理しているのだとか。
いざ、ドーム内部へ!
温室内は3つのドームエリアで構成されていて、それぞれで展示のテーマが違います。
ただ、エリアごとや植物の詳細な紹介・説明してしまうとどうしても長くなってしまうので、写真と一文だけで一気に紹介していきます。
我ながら凄まじい程の簡略…笑。駆け足での紹介になりましたが、本当にシャッターを切る手が止まらない魅力的な植物がいっぱいでした!
ドームを出ると、みなさんお待ちかねの食中植物エリアに出ます。
一言で食虫植物といっても、姿かたちや虫を捕らえる方法などは様々。ハエトリグサのようなヤツから、キミ本当に食虫植物? という見た目のものまで。
生物の進化って本当に多種多様で面白いですよね。こういうものを見たり、知ったりする度に、人生において有益なことが色々学べる気がします。
食虫植物エリアを後にして進むと、道中には植物と滝を見ながらくつろげるカフェも登場!
カフェの先にあるお土産屋さんを最後に、順路は終了です。
これまで生きてきて植物に対してあまり興味が無かったので、正直なところ「植物園っておもしろいのか…?」と思っていましたが、杞憂も杞憂。とにかく夢中になって写真を撮ったり、愛でたりで、2時間弱もここで過ごしていました。
さて、これにて夢の島ツアーは終了です。今回紹介した施設のほかにも、スポーツ施設や、BBQ、レジャー施設もある夢の島。敷地も広くて穴場なので人も多くないので、のんびり楽しく過ごせると思います。公園の駐車場もあるのでぜひ一度足を運んでみてください!
では、今回はこの辺で!
Tsuchinoco
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