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秋、無職の雑感

秋。一番好きな季節がやってきたようだ(絶賛台風接近中だが)。
茹だるような暑さが落ち着き少しクリアになる空気、秋服の深く暖かい色合い、芋栗南瓜。


気温で言えば春も同じようなものだが、春はあの「新年度感」にソワソワしてしまう。
学生の頃のように分かりやすく進級したりクラス替え等があるわけではないが、なんとなく「これから新たに始まる」感に構えてしまうのだ。

あとは夏が一番苦手なので、「そこに向かっていく春」と「その先にある秋」という感覚の差もあるかもしれない。夏が終わったという安堵感。




気づけばもう9月も後半。無職になって早数ヶ月。正直もう少し焦ると思っていた。
早く就職しなきゃ!って。
それが今やびっくりするくらい働く気が起きない(笑)。正社員週5勤務ってなんだったんだろう。 みんなすごいよ。本当にお疲れさま!(合掌)



これは現実逃避かもしれないけど、やってくるかも分からない先のことを考えるより、確実にある「今」にフォーカスしたいという気持ちが強い。

将来の心配してても今日事故にあって死ぬかもしれないし、年金納めててももらえる前に死ぬかもしれないし(だから免除してほしい)、数年前に今がこんな世の中になっているとは思ってなかったように、数年後は全く違う世の中になってるかもしれないし。
世の中が変わらないとしても、特に私のように日毎気分が変わる人間に長期的な計画を立てろと言うのは無理な話しだ。




ひとまず私の今日のミッションは、水回りの掃除、浄水器のカートリッジ交換、推しに会いに行くために訪れる予定の福岡の美味しいご飯屋さんを調べること。



これくらいのゆるーい感覚で、まずは今日1日を確実に生きていこうと思う。それを積み重ねる。

そうして過ごしていく中で、そろそろ働かなきゃって思ったら動けばいいし、思えなければもう少しこのままでもいい。
お腹が空いたらご飯を食べればいいし、空いてなければ無理に食べなくてもいい。       パンがなければケーキを食べればいい。




勝手に難しく考えていただけで、人生は案外シンプルなのかもしれない。




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