食いしばりに悩むHSP。3つの解決策。
あごに力が入っていることが多い。
いつの間にか、無意識でぎゅっと噛みしめを強くしてしまっているのだ。鍼灸師にも「だいぶ食いしばりが激しいですねぇ」と言われたことがある。
それを治そうと思っても、自分では無意識のうちに食いしばってしまうのだからなかなか治すのが難しい。
それでも悩みに悩んでいたわたしが今も実践している「食いしばりを軽減する方法」を今回は書いていこうと思う。
①「今、力が入ってるな」という状態に気付くこと
繊細・敏感な人は必要以上にたくさんの情報やストレスを受け取ってしまい、体が緊張状態になりやすい。
それは「自分」を守るために、体にグッと力が入るという本能のようなもの。
そんな自分を否定するのではなく「あ、今、力入ってるな。集中してたからかな」と客観的に気付けるようになれるといい。
そうすると、自分がどんなタイミングで食いしばっているのか。なにに緊張しているのか。
そういった自分のデータを蓄積していき、対策できるようになる。
②付箋を壁に貼る
これは歯医者に言われたこと。
「あごの力を抜く!」と書いた付箋を、デスクや、トイレの壁や、冷蔵庫やらに貼る。
「食いしばるのをやめよう」と思っていても、人間は常に思考がぐるぐる変わる生き物だからすぐに忘れてしまう。
だから意識させるには、視覚情報が大切。なんども目に入る位置に貼ることでハッと思い出して、そのたびに治そうと努力できる。
やらないよりも、ちょくちょくこうして「あごをゆるめる時間」を少しでもとってあげたほうがいい。
③洗顔時やフェイスケア時に優しくマッサージ
必ず夜(朝)に顔を洗うと思う。そのときに、泡で優しくあごや食いしばりのエラ部分をさすってあげる。
フェイシャルマッサージに通う時間もないし、自宅でマッサージする気力もないっていう人も多いかもしれないけれど、顔を洗うときや化粧水・乳液で保湿するときに一緒に「食いしばり対策マッサージ」をすれば時短になるし、毎日続けやすいと思う。
1日中強張ってしまった顔の筋肉に「お疲れ様。ありがとう」という労わりを込めながら、優しくほぐしていく。
手で触れることで筋肉は安心して緩んでいくし、不思議なことに感謝の言葉をかけてあげると強張っていた心まで緩んでいく。
「お手当」という言葉があるけれど、「手を当てる」だけでほんとうに体は自然に治癒していく力がある。だからグイグイ力強くマッサージをしなくていい。強張っているところに手を当てて、ほぐれる感覚をイメージするだけでいい。
最後に寝ているときにマウスピースをすることもおすすめかもしれないです。わたしも一時期していました。(今はやっていない)
ただマウスピースにもメリット・デメリットあると思うので、みんなに共通することではないと判断し、今回は除外させていただきました!
食いしばる時間がすこしでも減りますように。