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温暖化で世界の中心は北上していく

今もむかしも世の中ではさまざまな騒ぎが起こっているが、いまぼくの視界に映っている範囲で、世の中のさわぎをざっくりまとめると3つに大別できる。

1つ目は、sars-cov-2とワクチンにまつわるさわぎである。
2つ目が、世界の政治経済にまつわるさわぎである。
そして3つ目が、陰謀論にまつわるさわぎである。

1つ目は、おもに自然科学の問題だといえる。
2つ目は、おもに地政学の問題だといえる。
3つ目は、おもに人の心の問題だといえる。

もちろん、3つは複雑に絡み合っている。1つ目のウイルスやワクチンは、2つ目の国際関係にもかかわり、経済の問題でもある。また3つ目の陰謀論ともかかわっている。

しかし、対ウイルスの決め手になるのはなんといっても自然科学だ。シロートには難しい領域だが、むずかしいといってもあくまで自然相手であり、ストレートなむずかしさである。科学者がすこしずつ前に進めていくしかない。

その点、3つ目の陰謀論は、人のこころの闇にかかわる問題なので、そうストレートにはいかない。闇というと怒る人もいるだろう。闇ではなくて救いの光なのだと。一方で、「救いの光とみせかけるサギだ」という人もいて、真っ向対立しているのでむずかしい。

とはいえ、このむずかしさも、しょせんはヒトの心のむずかしさにすぎない。心が混乱していないひとにとってはわりにシンプルな領域だ。まあ、新興宗教のもんだいに近い。この方面で、いま一番ホットな話題は、ペンタゴンのUFO報告書である。

さて、ぼくが一番関心を持ち、そしていちばんむずかしいと感じているのがじつは2つ目の地政学的な領域である。勉強しないと歯が立たない点は科学と似ているが、人の心の闇がかかわっているのでそうストレートにはいかない。その意味では陰謀論に近いが、人間以外の要素も加わるのでさらにややこしい。

「地政」というだけあり、海や山や島や気候や天然資源など、地球すべてが人の欲望に掛け算で加わってくるのでチョーむずかしい。いま、その領域で大きな変化が起ころうとしている。

しかし、そんなことは関係ないと思う人もいるだろう。自分はビジネスをやっているだけだ。儲けているだけから関係ないと。

ゲイツやジョブスやベゾスの背中を追いかけている人たち。そのまた背中を追いかけている人たち。そのまた背中を追いかけている人たちはそう思うだろう。「そんなんカンケーないがな。ジェニや。ビジネスや」と。

しかし、冷戦終結で地政学が変化したことで、はじめてベゾスやゲイツ流のジェニ儲け(グローバリゼーション)が可能になったことを忘れてはいけない。いまそのあたりの地勢が大きく変化しつつあるのだ。

そう考えてみると、すでに北海道に目をつけている堀江貴文さんはやっぱりすごいなー。いろんなところに手を付けているうちに偶然そうなったのか、理詰めなのか、野生のカンなのかしらないけど。。。温暖化でこれから世界の中心は徐々に北上していく。

ところで、ぼくの言う3つ目の領域で「やった!UFOの情報が公開される!」と思っている人は単純すぎますぜ。「地政学やら、政治経済やら、そんなおやじくさいことは考えなくていい」と思っているのだろうが大きなまちがいだ。そこを押さえないと、コロッとだまされる。それが今日言いたかったことである。

ぼくはUFO否定派ではない。今ペンタゴンのレポートにさわいでいる大半の人よりは詳しいだろう。しかし、今回のレポートは茶番である。

とにかく、2の領域をさぼってしまうと、宿題をさぼって夜遊びしている高校生と同じことになる。ラクにこづかいを稼ごうとして、怪しいおじさんにだまさるのである・・・と書こうとして、おやじの説教くさいのでやめようと思ったけど、ほかに締め方を思いつかないので、まあこんな感じで終わります。

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